ジャパンケーブルネット（JCN）は8日、JCNのコミュニティチャンネル（視聴可能世帯数、約315万世帯）に、新チャンネル「にっぽんケーブルチャンネル」（地上デジタル10ch）を追加することを発表した。10月1日より放送を開始する。 「にっぽんケーブルチャンネル」は、JCNグループが制作する首都圏の地域番組に加え、日本各地のCATV事業者が制作する地域番組やお祭りの番組など、故郷の情報や日本の地方文化に触れられる番組を放送する新チャンネル。JCNでは「にっぽんケーブルチャンネル」において日本各地の地域番組を放送するにあたり、日本各地約50のCATV 事業者の協力を得て、番組を編成する予定。さらにJCNが制作した番組素材も、協力関係を持つCATV事業者に提供する。CATV事業者は順次拡大していく予定。 放送予定の番組としては、大分市の夏の風物詩である祭り「府内紙戦（ふないぱっちん）」、東北三大祭りのひとつ「秋田竿燈まつり」などが予定されている。 なお、「にっぽんケーブルチャンネル」の開始に合わせ、従来のコミュニティチャンネル「JCNプラスチャンネル」は、より地域とのつながりを深められるよう、JCNグループ局ごとに呼称に準じた名称に変更する予定。
「J:COMテレビ」と「にっぽんケーブルチャンネル」が6月1日統合……特別番組放送も
