NTT西日本と九大、ICTを活用した牛放牧における遠隔地管理システムを共同研究 | RBB TODAY

NTT西日本と九大、ICTを活用した牛放牧における遠隔地管理システムを共同研究

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遠隔地からの放牧牛の飼育管理イメージ図
  • 遠隔地からの放牧牛の飼育管理イメージ図
 西日本電信電話(NTT西日本)と九州大学は7日、次世代畜産システムの実現に向けた取り組みの一環として、ICTを活用した牛放牧遠隔地管理システムの実現に関して、共同研究契約を締結したことを発表した。

 九州大学は、草食動物の物質循環機能と情報通信技術を活用した放牧型家畜飼養の研究を推進している。ICTを活用した新しい畜産業のあり方を提唱する放牧型畜産飼養の普及拡大を目指し、センサーネットワークを活用した牛放牧における遠隔地管理システムをNTT西日本と共同研究する。

 共同研究では、九州大学農学部附属農場高原農場実験実習場(大分県くじゅう高原)にて、センサーネットワークを構築し、ネットワークカメラや放牧牛に取り付けた生体センサーから収集する活動量データによる放牧牛のモニタリングと動物の行動特性を利用した給餌システム等を活用し遠隔からの飼育を実施する。これにより、放牧を実施する畜産農家の負担軽減の有効性を確認します。また省電力や少ないメモリ、CPU等での動作が求められるセンサー機器の通信に適用するため、通信頻度や通信量の簡素化等の最適化に向けた省電力動作を確認する。

 NTT西日本は、放牧地におけるデータ伝送技術および機器、遠隔地のデータ収集およびデバイス制御技術の提供を行う。実施時期は2012年11月上旬~2013年3月(予定)。研究成果は、九州大学発のブランド牛「Q Beef」の生産ノウハウへ展開し、耕作放棄地など遊休地を活用した放牧飼育の普及促進を進める。あわせて、データ収集、デバイス制御技術を活用したさまざまな分野へ展開する。
《冨岡晶》

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