茨城県つくば市付近の突風は竜巻---気象庁が推定 | RBB TODAY
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茨城県つくば市付近の突風は竜巻---気象庁が推定

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参考 Fスケール(藤田スケール):竜巻やダウンバーストなどの風速を、構造物などの被害調査から簡便に推定するために、シカゴ大学の藤田哲也により1971年に考案された風速のスケール(日本気象学会編、1992)。
  • 参考 Fスケール(藤田スケール):竜巻やダウンバーストなどの風速を、構造物などの被害調査から簡便に推定するために、シカゴ大学の藤田哲也により1971年に考案された風速のスケール(日本気象学会編、1992)。
 気象庁は7日、茨城県つくば市付近で発生した突風について、これをもたらした現象は竜巻であると推定、発表した。つくば市北条付近で6日13時頃に突風が発生し、大きな被害が発生している。

 気象研究所、水戸地方気象台、銚子地方気象台は突風現象の調査のため気象庁機動調査班(JMA-MOT)を派遣し、現地調査を実施した。結果は以下のとおり。

(1)突風をもたらした現象の種類:竜巻であると推定。

根拠
●被害の発生時刻に被害地付近を活発な積乱雲が通過中であった。
●被害地付近で、突風被害の発生前後に、竜巻を目撃したという複数の証言があった。
●被害や痕跡から推定した風向に収束性がみられた。

(2)突風の強さ:藤田スケールで F2と推定。

根拠
●屋根が全て飛散した住家が複数あった。

 なお、現時点の調査で把握できた被害範囲は幅約500m、長さ約15kmですが、1つの竜巻によってこの被害がもたらされたのかどうか、引き続き調査中だ。また、突風の強さについては、今後の調査によっては現在の推定値「F2」よりも強くなる可能性もある。引き続き調査を実施し、改めて調査結果を公表しるという。
《RBB TODAY》
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