サンコーは23日、形状記憶型ケーブルの先端にカメラを備えたマイクロスコープ「液晶付内視鏡ファインスコープ 5.5mm径 1Mモデル」（型番：LC551FTU）を販売開始した。価格は49,800円。 同製品はケーブル長が1mで、ほかに3mの「液晶付内視鏡ファインスコープ 5.5mm径 3Mモデル」（型番：LC551FTU）もラインアップ。価格は69,800円。 「液晶付内視鏡ファインスコープ 5.5mm径」は、自在に曲げるとその形状のまま固定される形状記憶型のインターロック式チューブをケーブルに採用したマイクロスコープ。5.5mmの細径で狭い隙間にもカメラを通し撮影できる。 カメラ部には4灯のLEDライトを搭載して暗部撮影にも対応。5倍のデジタルズーム撮影も可能となっている。また、ケーブル先端に取り付け式のアダプタを3種類用意し、「側視アダプタ」はカメラを向けることができない側面を映し出すことが可能。「フック」や「磁石」は細部の奥にある物を引っ張り出すことができる。 本体のデザインは、先端にカメラを備えたケーブルと3.5型液晶ディスプレイが一体型となっており、片手で持てるグリップ付き。手元のディスプレイで映像を確認しながら撮影できるほか、映像をSD/SDHCカード（最大32GB）への記録が可能。付属のAVケーブルで撮影画像をテレビ画面で確認できる。動画はAVI、静止画はJPEG。動画の解像度は640×480ピクセル。 電源は単3形乾電池4本で、電池寿命は約5時間。カメラの焦点距離は20mm。カメラケーブル部はIP67相当の防水仕様となっている。本体サイズは幅270×高さ100×奥行き200mm、重さは280g。付属品はAVケーブル/USBケーブル/専用ハードケース/アダプタ（側視アダプタ/フック/磁石）など。
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