子どもの読書、保護者の過半数は「電子書籍は読ませたいと思わない」 | RBB TODAY

子どもの読書、保護者の過半数は「電子書籍は読ませたいと思わない」

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読書が好きかどうか
  • 読書が好きかどうか
  • 1カ月の読書量(マンガ、雑誌、学習参考書を除く)
  • 読む本の選び方
  • 主に読む本のジャンル
  • 電子雑誌・電子書籍の購読について
  • パソコンでのインターネット利用経験
  • 携帯電話の所有率
  • 子どもの読書について
 アスキー・メディアワークスのリサーチ・メディア部門であるアスキー総合研究所は3月15日、読書などをテーマに小学生とその保護者を対象に行った「子どもライフスタイル調査2012冬」の結果を発表した。

 同調査は、アスキー・メディアワークスが発行する男子小学生向けゲーム情報誌「デンゲキニンテンドーDS」および、女の子向けゲーム&キャラクター情報誌「キャラぱふぇ」の読者を対象に、雑誌添付のハガキによるアンケートを実施し、小学生の回答者のみ抽出して集計したもの。調査期間は2011年12月1日〜2012年1月20日。集計サンプル数は834件。

 子どもに対し、読書が好きかどうかを尋ねた設問では、「好き」と回答した割合は、男子は41.6%、女子は60.2%となった。男女それぞれを1〜3年生と、4〜6年生に分けてみた場合、「好き」もしくは「どちらかと言えば好き」と回答した割合がもっとも多かったのは、女子の小1〜3年で92%。次いで女子小4〜6年の88%、男子小1〜3年の82%、男子小4〜6年の75%の順となった。

 マンガや雑誌、学習参考書を除いた1カ月の読書量を尋ねた設問では、男女ともに「1〜2冊」がもっとも多く、男子は39.9%、女子が29.3%。「3〜4冊」「5〜6冊」「7〜9冊」と冊数が増えるにつれ男女ともに割合は減っていいるが、「10冊以上」という回答は、男子は14.0%、女子は23.3%あった。一方「読んでいない」という回答も男子で9.0%、女子で4.3%あった。男女・学年別にみた場合、「10冊以上」の割合がもっとも多いのが女子小1〜3年の27.0%、「読んでいない」が多いのは男子小1〜3年の10.1%だった。

 読む本の選び方を尋ねた設問では、男女ともに「書店や図書館で自分で選ぶ」がもっとも多く、次いで「好きな文庫シリーズを読む」という回答が多かった。主に読む本のジャンルでは、男女とも小1〜小3年は「絵本・童話」という回答がもっとも多い。男子小4〜6年では「冒険小説」(48.1%)、女子小4〜6年は「絵本・童話」(46.1%)がそれぞれトップとなっている。

 電子雑誌や電子書籍について尋ねた設問では、男子は65.2%、女子は71.0%が「知らない」と回答。「利用して読んだことがある」は、男女とも3%台にとどまった。

 その他、パソコンでのインターネット利用経験は、男子では75.3%、女子は69.5%。携帯電話の所有率は、男子小1〜3年が20.2%、男子小4〜6年が17.7%、女子小1〜3年が15.4%、女子小4〜6年が23.8%となった。

 保護者に対し、自分の子どもの読書について尋ねた設問では、男子の保護者の73.6%、女子の保護者の56.9%が「もっと本を読んで欲しい」と回答した。

 また保護者に対し、子どもの電子書籍などの購読について尋ねた設問では、「読ませたいと思わない」という回答が男女どちらの保護者も過半数を超える結果となった。その理由について複数回答で尋ねたところ、男女とも「視力が低下すると思うから」(男子保護者45.5%、女子保護者51.2%)という回答がもっとも多く、次いで「電子書籍を利用する必要性を感じない」(男子保護者45.5%、女子保護者50.0%)、「本を読む習慣が身につかないと思うから」(男子保護者32.3%、女子保護者27.7%)などの回答が上位となった。

 「絵本・童話」「小説」「参考書・教科書」「辞典」「コミック」のそれぞれについて、「紙で読ませたい」か「電子で読ませたい」かを選んでもらった設問では、「電子で読ませたい」がもっとも多かったのは「辞典」で男子保護者28.7%、女子保護者28.4%となった。
《田崎 恭子》

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