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【レビュー】最新OS“Android 4.0”搭載!「GALAXY NEXUS」を試す

IT・デジタル スマートフォン
GALAXY NEXUS(SC-04D)
  • GALAXY NEXUS(SC-04D)
  • GALAXY S II(SC-02C)との比較
  • 人間工学に基づき湾曲した形状を採用
  • 背面のカメラは510万画素
  • 最薄部は約8.9ミリ
  • ハードキーがなくなり全てソフトキーに
  • 閲覧したアプリやサイトをサムネイル表示
  • デフォルトでまとめられているGoogle関連アプリ
 いち早く最新OS“Android 4.0”を搭載して登場したスマートフォン「GALAXY NEXUS」。今回は、NTTドコモから発売になっているサムスン製の同端末についてレビューしよう。

 触ってみて印象的なのは画面の大きさだ。HD SUPER AMOLEDを採用した液晶画面は4.7インチとNTTドコモの端末のなかでは最大。手に持つと縦長に感じるが、幅が68mmでホールドするには苦ではない。そして、人間工学に基づき、本体上部から下部にかけて徐々に厚くなる形状をとっているため、しっかり安定する。ちなみに最薄部は約8.9mmだ。

 外見もさることながら、物理的なボタンにも変化が見られる。従来のGALAXYシリーズではホームボタンが下部中央に配置されていたが、これらがなくなっている。「ホーム」「戻る」などはソフトキーで操作する。CPUは1.2GHzのデュアルコアで、1.5Ghz搭載端末が徐々に増えているなかではスペックを抑え気味だが、ストレスは感じない。

 同端末は、他社に先駆けてAndroid 4.0を搭載しているのがウリでもある。そのAndroid 4.0の機能のひとつにフェイスアンロックが挙げられる。いわゆる顔認識だが、一度設定をしておけば、本体サイドの起動ボタンを押したと時にカメラが起動し、ユーザーの顔を認識して即座にロック解除してくれる。この精度ついては半信半疑だったが、数人で検証した結果、かなりの精度が確認できた。

 アプリケーションの一覧ページは、スライドすると次のページが下から浮かび上がってくる動きで、従来のAndroid 2.xとは若干異なる。便利なのは、アプリアイコンを他のアイコンに重ねるとフォルダが自動生成される点だ。すでに、Google MAPやGmail、マーケットなどGoogleのアプリケーションがまとまったフォルダが用意されているが、旅行関連のアプリやゲームなど任意にフォルダを作ることができる。ダウンロードしたアプリが増えてきた時には便利だろう。フォルダ名も自由につけることができる。さらに4.0からはウィジェットのサイズを変更することができるようになっている。こちらはあまり恩恵を感じてはいないのだが、例えばGmalの表示サイズなども変更できたりする。

 他の端末と比べて、大きな違いを感じたのは写真撮影だ。採用しているカメラは外部510万画素、内部130万画素だが、ボタンを押すと瞬時に撮影を開始する。「ゼロシャッターラグ」と言っているが、この速さは特徴のひとつだろう。ピント合わせも速いため、パンパン撮影してしまう。さらに、ズームも画面サイドに登場するスライドバーで操作がしやすい。従来の機種(GALAXY S II)ではフルHD動画の撮影中はズームがきかなかったが、今回の機種ではズームができるようになっている。

 このほか、過去に使ったアプリをソフトキー(右)で立ち上げて確認することができるなど、これまでとは多くの機能やUI改良されている。

 昨年の12月2日に発売された端末でありながらXi(NTTドコモのLTEサービス)に対応していない点が残念だが、ほかの機能は十分と言え、最新機能を試してみたい人にとっては注目の1台だろう。
※16日から同端末はspモードメールに対応。「~@docomo.ne.jp」のアドレスを利用することが可能になっている

●NEXUSによる撮影サンプル

《RBB TODAY》
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