「自分の役割を全うしてくれることを願う」
優勝候補のドミニカ共和国に、韓国が挑む。
先発は経験豊富な“コリアンモンスター”リュ・ヒョンジン(38、ハンファ・イーグルス)だ。
韓国でオープン戦を戦うハンファのキム・ギョンムン監督は、長年苦楽を共にしてきた愛弟子の快投を祈った。
WBC韓国代表は3月14日(日本時間)、マイアミでドミニカとの準々決勝に臨む。奇跡的に1次ラウンドを突破し、17年ぶりに決勝トーナメント進出を決めた彼らを待ち受けるのは、ブラディミール・ゲレーロJr.、フェルナンド・タティスJr.、フアン・ソトら、メジャーのスター軍団が名を連ねる最強打線だ。
メジャーでも特に規格外のパワーを誇る“怪物”たちが居並ぶドミニカ。その怪物たちに立ち向かう韓国の先発カードもまた、“怪物”だ。豊かな経験を持つリュ・ヒョンジンが、ドミニカの強力打線を封じ込める重責を担い、真っ先にマウンドへ上がる。

韓国でオープン戦を指揮するキム監督のもとにも、リュ・ヒョンジンの先発決定の報が届いた。13日、サムスン・ライオンズとのオープン戦を前に取材に応じたキム監督は、愛弟子の好投と代表チームの勝利を願い、「(リュ・)ヒョンジンがアメリカで何度も対戦してきた打者たちだ。先発として自身の役割をしっかりと果たしてほしい。ドミニカが強いのは事実だが、我々は失うものがない状況だ。番狂わせが起きることを願っている」と力強く語った。
さらに「ヒョンジンが今でも代表に選ばれるということ自体が素晴らしい。手術歴がありながら、これだけのパフォーマンスを維持するのは、徹底した自己管理なしには不可能だ。彼の投球フォームは無理がなく、若手にとって最高の手本。後輩たちは多くを学ぶべきだ」と、その姿勢を絶賛した。
リュ・ヒョンジンを含め、ハンファからはノ・シファン、ムン・ヒョンビン、チョン・ウジュの計4名が韓国代表に選出されている。「選手たちが、テレビでしか見たことがなかったスター選手を間近で見ることは大きなプラスになる。ヒョンジンも多くのアドバイスを送っているはずだ」と若手の成長にも期待を寄せた。
最後に「代表チームは困難な関門を突破した。脱落寸前から2次ラウンドまで這い上がってきた。案外、予想外の好結果が出るのではないかと密かに期待している」と笑みを浮かべた。
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