株式会社シマンテックは1月16日、中小企業のセキュリティ対策、特にBCP対策に向け、クラウドセキュリティソリューションを拡充していくと発表した。これまでSaaSとして提供してきた「シマンテック ドット クラウド メール＆Webセキュリティサービス」を、新たにソフトバンクBB株式会社、株式会社ネットワールド、ダイワボウ情報システム株式会社、シネックスインフォテック株式会社の主要パートナー4社から、ライセンス形式の製品と同様に中堅中小企業の顧客にも利用しやすい形として同日より販売を開始した。同サービスは、英メッセージラボ社をシマンテックが2008年11月に買収して以来、既存のパートナー企業より複数年契約のサービス形態で販売されてきたが、今回サービス販売に必要な、自動更新システム、月額課金、サポート保守体制などを準備することなく、多くのパートナーがクラウド型セキュリティサービスの取り扱いを容易に、迅速に開始できるよう新たにライセンス形態での販売を決定した。中堅中小企業にとっては、日頃から付き合いのある販売店より、従来のオンプレミス製品に加えクラウドサービスをも一括して容易に購入することが可能となる。
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