CP/M用日本語処理システム「KTIS」(Kana-kanji Transfer Input System)は、1982年10月にデータショウで発表された。翌1984年には文節かな漢字変換に対応した「KTIS2」が、そして1985年には、FEP(Front-End Processor)となり名称を「ATOK」(Advanced Technology Of Kana-Kanji Transfer)と改めたバージョン3が登場し、以降、ATOKの歴史が続いていくこととなる。ちなみに1982年は、インテルが「80286」を発表、東芝が8ビットパソコン「パソピア」を発売した年だ(サイトの年表より)。