【地震】福島第一原子力発電所の状況(11月29日午後3現在) | RBB TODAY

【地震】福島第一原子力発電所の状況(11月29日午後3現在)

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2号機原子炉建屋外観~2・3号機間西側高台から撮影~
  • 2号機原子炉建屋外観~2・3号機間西側高台から撮影~
  • 東京電力福島第一原発、原子炉建屋カバー屋根パネル(10月14日)
 東京電力が29日午後3時現在として発表した福島第一原子力発電所の状況は以下の通り。

【1号機】
※3月25日午後3時37分より原子炉への淡水の注入を開始し、現在は外部電源から受電した電動ポンプで淡水の注入を行っている。11月29日午前10時18分、原子炉注水量の低下が確認されたため、給水系配管からの注水量を約4.2立方メートル毎時から約4.5立方メートル毎時に調整した。現在の注水量は給水系配管から約4.5立方メートル毎時。

※原子炉格納容器内への窒素ガス封入ラインから分岐した、原子炉圧力容器内に直接窒素を封入するラインを設置する工事を行うため、11月29日午前9時55分、原子炉格納容器への窒素ガスの封入を一時的に停止した。その後、原子炉格納容器内への窒素ガスの封入を再開し、同日午前11時30分、原子炉格納容器への窒素ガスの封入量が28N立方メートル毎時で安定していることを確認。

【2号機】
※11月28日午前9時12分、使用済燃料プール代替冷却システムにおいて、一次系ポンプの出入口の流量差が大きいことを示す警報が発生し、当該システムが自動停止した。なお、同日午前9時16分に現場を確認したところ、漏えい等の異常は確認されていない。その後、調査の結果、流量検出器(差圧計)の計装配管におけるごみ等の詰まりが原因として考えられることから、11月29日午前11時50分、当該システムを起動し、フラッシングを実施した。その後、流量検出器(差圧計)は正常に動作していることを確認している。運転状態については、今後、継続して監視していく。

※原子炉格納容器内への窒素ガス封入ラインから分岐した、原子炉圧力容器内に直接窒素を封入するラインを設置する工事を行うため、11月29日午後1時47分、原子炉格納容器への窒素ガスの封入を一時的に停止した。その後、原子炉格納容器内への窒素ガス封入を再開し、同日午後2時37分、原子炉格納容器への窒素ガスの封入量が26N立方メートル毎時で安定していることを確認した。

【3号機】
※9月1日五語2時58分、給水系配管からの注水に加え、炉心スプレイ系注水配管から原子炉への注水を開始した。11月29日午前10時28分、原子炉注水量の低下が確認されたため、給水系配管からの注水量を約1.9立方メートル毎時から約2.1立方メートル毎時に調整した。現在の注水量は給水系配管から約2.1立方メートル毎時、炉心スプレイ系注水配管から約6立方メートル毎時。

※11月29日午前9時24分、大型クレーンによる原子炉建屋上部のダストサンプリングを開始。同日午後1時、サンプリングを終了。

※11月29日午後0時30分、3号機原子炉建屋1階大物搬入口付近において、ロボットによるダストサンプリングを開始。同日午後1時、サンプリングを終了。

【4号機】
※使用済燃料プールについては、8月20日から11月8日にかけて、逆浸透膜による塩分除去装置によって塩分濃度を低減してきたが、その後、さらに塩分濃度を低減するため、新たにイオン交換装置を設置し、準備が整ったことから、11月29日午前10時58分、同装置の運転を開始した。

【その他】
※11月29日午後0時6分、淡水化装置からバッファタンクに送水する屋外装置の配管からピンホールによる水の漏えいを確認(漏えい推定量、約500cc)した。その後、当該ホースを交換し、漏えいが停止したことを確認。なお、淡水化処理した水は十分あることから、原子炉注水への影響はない。
《RBB TODAY》

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