さらに進化した掃除ロボット!iRobot社、Roomba新シリーズ発表 | RBB TODAY

さらに進化した掃除ロボット!iRobot社、Roomba新シリーズ発表

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 iRobotのRoomba700シリーズ。写真は同社CEOのコリン・アングル氏
  •  iRobotのRoomba700シリーズ。写真は同社CEOのコリン・アングル氏
  • 最上位機種の「roomba780」。インタフェースはタッチパネルを採用
  • スタンダードモデルの「Roomba770」(中)とベーシックモデルの「Roomba760」(下)
  • デュアルパワーブラシ(中央)と、エッジクリーニングブラシ(左上)
  • 新吸引システム「エアロバキュ」。一括してゴミ取り込む構造
  • 従来の方式。吸引・かきだしの際には、独立した部分にゴミ収納される構造
  • ブラシのかき上げ部分の側面にキャップが付いており、人やペットの毛の絡みこみを防ぐ
  • 中央に見える円形の部分がピエゾセンサー。従来は、これ1つでゴミを検出
 iRobot社の日本総販売代理店であるセールス・オン・デマンドは27日、都内のホテルで掃除ロボット「Roomba(ルンバ)」新シリーズ発表会を開催した。

 お披露目されたのは「Roomba 700シリーズ」で、インターフェイス、機能、付属品の差異により、ベーシックモデル「同 760」、スタンダードモデル「同 770」、ハイグレードモデル「同 780」の3タイプ。値段はオープン価格だが、760の場合は参考価格が6万4800円で、来月10月7日から販売する予定だ。

 新モデルの大きな特徴の1つは、Roombaの頭脳である人工知能「AWARE」をアップグレードした上で、その通信を瞬時に応答させる「iAdapt」を採用し、清掃能力を向上させている点。iAdaptは、数十におよぶセンサーから送られた情報をベースに、毎秒60回以上の状況判断を行い、障害物や階段など環境に即した40以上の行動パターンを迅速に選択するプロセスだ。これにより従来の人工知能が最大限に発揮され、同じ場所を取りこぼしなく角度を変えながら丁寧に掃除できる。もともとゴミ検出機能は、地雷探査の高度な機能をベースにしたものだ。Roombaは3回以上(平均4回)も回り込んで、床を綺麗に掃除する。これは他社には真似できない機能だという。

 またブラシ機構や吸引機構などメカニカルな部分も改善し、清掃システムを抜本的に見直した点も特徴の1つだ。新機能の筆頭は「3段階クリーニングシステム」と呼ばれる方式で、1回の走行で「かきだし」「かきこみ」「すいとり」を実現できる優れもの。まず、お馴染みのエッジクリーニングブラシで壁際などにある取りにくいゴミを前方にかきだす。ブラシそのもの改善により、かきあげ能力は20%アップした。次にメイン/フレキシブルのデュアルパワーブラシで接触面の角度を床に応じて変化させながら、ほとんどのゴミをかき込みながら同時に吸引。ここで新吸引システム「エアロバキュ」も導入した。従来の500シリーズでは吸引・かきだしの際には、独立した部分にゴミが収納される構造だった。それを新モデルでは一括して取り込むように改めた。そしてデュアルパワーブラシでかきこんだゴミをダイレクトに吸引するという流れだ。メンテナンス面でも、ブラシかき上げ部の側面にキャップが付いており、人やペットの毛の絡みこみを防ぐ構造になっている。

 また、これまでゴミセンサーはピエゾセンサーが使われていたが、Roomba700シリーズ(ベーシックモデル、760以外)では、さらに2つの赤外線センサーも追加。米国のように土足で家に上がる場合には、砂利を検出するピエゾセンサーだけでも良かったが、より微細な髪の毛や綿ボコリのようなゴミは赤外線センサーのほうが捕捉しやすい。一方、吸引された0.3μmサイズの細かいゴミを99.1%除去できる「ダストカットフィルター」も内蔵されており、「吸気よりも排気のほうが空気がキレイになるぐらいだ」という。

 操作面でもいくつか改善が図られた。自動充電とスケジューリング機能は700シリーズ全モデルに採用。さらに最上位機種780の場合は、他の700シリーズと異なり、インターフェイスがタッチパネル式でスタイリッシュ。また付属品の「お掃除ナビ」が2つ付属しており、「ライトハウス機能」によって、複数の部屋を順番に掃除できる。このほか上面中央にある起動ボタンの下に、新しく「ゴミフルサイン」が付き、ダスト容器が満杯になると赤いゴミ箱マークのランプが点灯するようになった。目に見えない部分では、バッテリー寿命を約1.5倍に長持ちさせることにも成功。これまで1年で交換していたものが寿命が伸びて、バッテリ交換代金の1万500円にも割安感が出ているようだ。
《RBB TODAY》

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