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ゼンリンデータコム、スマートフォン向けコンテンツに注力へ

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カーナビレベルの機能をケータイで目指す「いつもNAVI」
  • カーナビレベルの機能をケータイで目指す「いつもNAVI」
  • ゼンリンデータコムがメディア向けに開催した事業説明会の会場
  • 最初に登壇し、会社全体の事業概要について説明した代表取締役社長 藤沢秀幸氏
  • ゼンリンデータコムが取り組んでいる事業3つの柱
  • 海外展開ですでに現地メーカーとも協業が始まっている台湾での例
  • ドコモのiアプリ用として提供中している「いつもNAVI海外」
  • ITS事業の柱となるスマホ向け事業について説明した営業本部IT・ITS事業部部長 日置浩一郎氏
  • iPhone向けコンテンツの目玉となるのが「オービスマップ」。三栄書房「オービスGUIDE MAP」のデータを元に、iPhone・iPad向け「いつもNAVI」との連携も実現。進行方向を認識するだけでなく、各オービスの詳細情報を確認できる
スマートフォンやカーナビ等に地図データを提供しているゼンリンデータコムは、28日、同社が行っている最近の動向を紹介する会をメディア向けに開催した。

同社代表取締役副社長の藤沢秀幸氏は、「携帯サービス事業」「ネットナビ事業」「地図ソリューション事業」の3つの柱を立て、普及が著しいスマートフォン向け事業に対してコンテンツ開発を含め、全力で取り組んでいく姿勢を示した。

海外分野においても、「海外における携帯ナビサービス」、「海外渡航者(日本人)向けサービス」をはじめIT/ITS事業部における海外のカー&ナビメーカー事業展開なども積極的に取り組んでいることも紹介した。

同社営業本部IT・ITS事業部部長の日置浩一郎氏は、『いつもNAVI』の展開状況を説明し、いつもNAVIは、国内で販売されているスマートフォン向けアプリとして、Windows mobile、Android、iPhoneのすべてにコンテンツを提供していることを強調。

また、キャラクター系ナビ市場への参入も行っており、8月にカー用品の大手、セイワより発売される「ハローキティナビ」に「いつもNAVI」が採用されたことも明らかにしたほか、iPhoneの「いつもNAVI」にアドオンできるアプリとして「オービスマップ」などのバリエーション展開を紹介し、市場の盛り上がりに連動して積極的な展開を行っていく考えを示した。

今後の「いつもNAVI」の事業展開として、企画・制作本部モバイルナビ制作部部長の上野弘貴氏は、一つの目標として、歩行者ネットワークを最大限に活かしたルート案内の実現を挙げた。すでに主要な地下街をはじめ駅構内のガイドまでもカバーしているが、今後のはそのエリアをさらに拡大し、電車や飛行機も含めた「ドアtoドア」ナビの実現を目指していくという。
《会田肇@レスポンス》
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