チエルは7月6日、語学教育に携わる教師を対象にした「第5回上智大学CALLセミナー」の開催について発表した。 上智大学では、1999年からコンピューター等のICTを活用した外国語学習システム「CALL教室」を導入、2005年にはチエルのフルデジタルCALLシステム「CaLabo EX（キャラボ イーエックス）」を採用、2009年には7教室に拡大し、外国語学習に最適な学習環境の構築に取り組んでいるという。これまで、英語・ドイツ語・フランス語・イスパニア語・ロシア語・中国語・イタリア語・通訳実習の授業で活用している。 同社では、日本の英語教育において「小学校5・6年生での外国語活動の必修化」「高校での英語授業を英語で実施」など、コミュニケーション力の向上に主眼が置かれている現状を踏まえ、授業を担当する先生と連携して使いやすいCALL教室の在りかたを追求し、e-Learningや授業管理システムとあわせて質の高い授業を提供しているという。 同セミナーは、外国語教育に携わる高等学校の先生に「オールイングリッシュで展開するCALLシステムを活用した模擬授業」を体験してもらい、今後の授業に役立ててもらうことを目的に開催する。 プログラムでは、外国語学部ドイツ語学科准教授の木村護郎クリストフ氏による「上智大学におけるCALLシステムの活用」の説明や、外国語学部英語学科教授の吉田研作氏による講演「岐路に立つ日本の英語教育」などが予定されている。また、希望者には総合メディアセンター施設見学ツアーも実施される。◆CALLセミナー日時：7月22日（金）10:00〜17:00（受付開始9:00）会場：上智大学 CALL D 教室（2号館B2F）対象：高等学校の英語（外国語）教育担当の先生参加費：無料定員：先着60名申込方法：メールまたはFAXで申込み申込締切：7月19日（火）9:00
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