東京電力は、6月7日以降の4週間分の需給見通しを発表した。すでに気温は夏の猛暑日並みに上昇しているものの、6月は管内の企業や家庭による節電協力により、現時点で想定最大電力を上回る供給力を確保できる見通しで、計画停電の「原則不実施」を継続する見込みとしている。同社では、経年火力の連続稼働などによる計画外停止や異常な猛暑による需要の急増などが発生した場合、大規模停電などの可能性があることから、計画停電の「原則不実施」を継続するため、これまで検討してきた追加供給力対策を着実に進めるとしている。