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アップル、iPad 2を28日から国内販売開始!

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MacBook Proなどで採用されているユニボディ構造によりiPadより33%薄くなった
  • MacBook Proなどで採用されているユニボディ構造によりiPadより33%薄くなった
  • 色展開はブラックとホワイト
  • 純正アクセサリとしてマグネット式で画面に密着するカバーも登場
  • マグネット密着式カバーはポリウレタン製とレザー製で計10色
 アップルは27日、iPad 2の日本発売を発表した。28日からApple直営店とソフトバンクショップなど一部のiPad取扱店で午前9時以降、オンラインのApple Storeでは4月29日の午前1時から販売が開始される。

 また、香港/インド/イスラエル/韓国/マカオ/マレーシア/フィリピン/シンガポール/南アフリカ/トルコ/UAE(アラブ首長国連邦)では4月29日からの販売開始となる。

 Wi-FiモデルとWi-Fi+3Gモデルが用意され、ストレージ容量は16/32/64GB。色展開はホワイト/ブラック。本体サイズは241.2×185.7×8.8mm、重さは601g(Wi-Fi+3Gモデルは613g)。価格は16GBが44,800円、32GBが52,800円、64GBが60,800円。Wi-Fi+3Gモデルの価格は、ソフトバンクモバイルのホームページに掲載される。

 日本は当初、英仏独などと同時の3月25日発売と告知されていたが、11日に発生した東日本大震災の影響によりアップル本社が延期を決定。発売日の再決定については、日本の状況を考慮した慎重な協議が重ねられていた。現在までに、米を含む26カ国ですでに販売が開始されている。

 「iPad 2」は、前モデルのiPadから内外両面で大きく進化。本体側面にゆるやかなカーブをつけるなどユニボディ構造とすることで厚さ8.8mmとなり、iPadと比較して33%の薄型化に成功した。また、重量は601gと15%軽量化しており、携帯性を向上させた。

 プロセッサーとしてデュアルコアA5チップを搭載し、iPadと比較して処理速度は2倍、グラフィックス性能は約9倍のアップ。消費電力はA4チップ同様となり、バッテリ駆動時間はiPadと並ぶ最長約10時間とした。搭載OSはiOS 4.3。加えて、3軸ジャイロスコープやカメラ2基などを搭載し、マルチメディアを多彩に操るモバイルという個性を強く打ち出している。

 液晶は1,024×768ピクセルの9.7型LEDバックライトマルチタッチ。カメラは前面/背面にそれぞれ1基ずつ計2基が搭載され、それぞれVGAと静止画5倍ズームの720ピクセルHDとなる。iPhone4で採用されたビデオ通話機能「FaceTime」がiPad 2でも利用できるため、9.7インチの大画面を生かして複数でのビデオ通話などが可能になった。

 Wi-Fiは802.11a/b/g/nに対応、無線通信機能としてBluetooth 2.1に対応する。インターフェースはDockコネクタ、3.5mmステレオジャック、内蔵スピーカー、マイクで、3GモデルにはMicro-SIMカードトレイが付加される。

 映像出力では、オプションのアップル純正アクセサリ「Apple Digital AVアダプタ」により、Dockコネクタ経由でのHDMI出力が可能。本体を回転させると出力した画像も回転するなど、iPad 2では完全なビデオミラーリング補助となった。

 他の純正アクセサリとして、内臓マグネットで本体画面と密着するタイプのカバー「iPad Smart Cover」も販売を開始。カバーで画面を覆うとiPad 2が自動でスリープ状態になり開くと復帰するなど、いつでも使える身近さを意識した。また、カバー全体を四つ折りに畳み込めばスタンドとしても活用できる。

 iPadアプリの「iMovie」(600円)と「GarageBand」(600円)も機能を充実させ、「iMovie」では、スライドとタッチ、ピンチという指だけの操作で映像編集が可能。本体カメラでの撮影からナレーション録音、編集と動画サイトなどへのアップロードまでをiPad 2のみで完結できる。「GarageBand」では、大画面を活かした画面上での“楽器演奏”を充実させるなど、バラエティ豊かな機能を更に進化させた。
《RBB TODAY》
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