「2016年までに日本市場のリーダーへ」……カスペルスキーがAndroid端末向けウイルス製品発表 | RBB TODAY

「2016年までに日本市場のリーダーへ」……カスペルスキーがAndroid端末向けウイルス製品発表

ブロードバンド セキュリティ

Kaspersky Lab CEO ユージン・カスペルスキー氏
  • Kaspersky Lab CEO ユージン・カスペルスキー氏
  • Kaspersky Labs Japan 代表取締役会長 加賀山進氏
  • Kaspersky Labs Japan 日本法人代表取締役社長 川合林太郎氏
  • 月別のモバイル系マルウェアの統計グラフ。最近では月を追うごとに増加の傾向がある
  • アンチウイルス機能の一覧。ウイルス検出時の処理(駆除・削除)、アプリケーション/データのスキャン、スケジュール方法の選択が可能
  • 連絡先、SMS履歴、受信SMS、通話/着信履歴をボタンひとつで非表示に設定し、秘密のコンタクト先や電話番号を厳重に管理
  • 盗難・紛失時の漏えい対策は大きな特徴の1つ。端末ロック、GPS追跡、データ消去、プライバシー保護が可能
  • 着信拒否もできる。ブラック/ホワイトリストやにコンタクト先を登録し、迷惑電話やSMSスパムをフィルタリング
 Kaspersky Labs Japanは14日、Android端末向けのアンチウイルス製品「カスペルスキーモバイルセキュリティ9」の無償提供を開始した。対応OSはAndroid 1.6、2.2となっており、今後2.3や3.0にも対応する予定。

 発表会には、本社から来日したCEOのユージン・カスペルスキー氏が登場。またKaspersky Labs Japan代表取締役会長の加賀山進氏が登壇し、国内の新体制について説明した。同社は、従来フランチャイズ方式の営業形態だったが、この3月にホールディング化が完了。加賀山氏は「日本でも100%子会社化することになり、今後の急成長が期待される。我々は2016年末までにアンチマルウェア市場のリーダーになれるように目標を設定した。その目標に向け、さらにコンシューマー・ビジネスの整備や、パートナー・ネットワークの拡充(250社)、R&D部隊・サポート部隊の充実、人材・人員・オフィスの強化を進めていく」と語った。

 Kaspersky Labs Japanの川合林太郎氏(日本法人代表取締役社長)は、Android端末向けアンチウイルス新製品「カスペルスキーモバイルセキュリティ9」について紹介した。スマートフォンはPCと同じ機能を有しており、その脅威もPCと同様だ。最近では、モバイル上で、一足飛びにネット犯罪まで進んでいる。実際にモバイル系のマルウェアが増え続け、携帯サイト向けのフィッシングサイトも登場しているという。

 カスペルスキーモバイルセキュリティ9についてだが、主な機能は「アンチウイルス」「プライバシー保護」「盗難・紛失時の漏えい対策」「着信拒否」などだ。まずアンチウイルス機能では、ウイルス検出時の処理(駆除・削除)はもちろんのこと、アプリケーション/データのスキャン範囲やスケジュール方法を選択できるようになっている。定義データベースは自動更新され、いつでも最新のセキュリティをサポートする。プライバシー保護については、秘密にしておきたいコンタクト先や電話番号を厳重に管理できる。連絡先、SMS履歴、受信SMS、通話/着信履歴をボタンひとつで非表示に設定することが可能だ。

 また盗難・紛失時の漏えい対策は大きな特徴の1つだろう。GPS追跡機能を使用して、端末の位置を特定できるほか、リモートでデータを消去したり、SIMカードの差し替えを検知して端末にロックをかけられる。着信拒否をする場合は、ブラック/ホワイトリストやにコンタクト先を登録し、迷惑電話やSMSスパムをフィルタリングすることができる。

 気になる製品の入手方法だが、特設サイト経由でのダウンロード版を用意しているという。「1ヵ月の体験版からスタートし、年内に100万本ぐらいユーザーに試してもらたい。しばらくはAndoridの脅威を啓蒙していきたいと考えている。とにかく当面は使ってもらって、ブランドの認知度を高めることを目標にし、その後に商品化する予定だ(Androidマーケットでは、すでに有料の英語版がある)」(川合氏)という。
《井上猛雄》

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