リコーとマイクロソフト、クラウド分野で提携……開発から販売まで共同推進 | RBB TODAY
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リコーとマイクロソフト、クラウド分野で提携……開発から販売まで共同推進

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サービス提供概念図
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 リコーおよびリコージャパンを中心としたリコーグループは25日、マイクロソフトと、クラウド分野で提携することを発表した。リコーグループとマイクロソフトが共同で、ソリューションを開発・提供するとともに、マーケティング・販売・サポートを行う。

 具体的には、Exchange Online、SharePoint Onlineなどのマイクロソフトの企業向けクラウドサービスにリコーのヘルプデスクや導入支援サービスなどを組み込んだソリューションを提供する。また、リコーの中小企業向け情報システム構築・保守サービス「NETBegin BBパックSelect」と組み合わせて提供する。今後3年間で全国20万ユーザーへの提供を目指す。

 クラウドサービスの展開にあたりリコーグループでは、、これまでオンプレミス(ユーザー企業の自社内にサーバを設置して利用するモデル)で実績のある販売・サポート体制を、クラウドビジネスの展開においても活用。そのため、全国のリコーグループの営業スタッフおよびエンジニア約11,700名の製品・テクノロジの理解を高めるためのトレーニングをマイクロソフトとともに実施する。またマ イクロソフトの中堅・中小企業向け総合情報サイト「スマートビジネスセンター」での情報提供や、共同セミナーの開催なども行う。

 リコーグループはこれまで、マイクロソフトの「ラージアカウントリセラー(LAR)」として、また、マイクロソフト製品のソリューションパートナーとして、マイクロソフト製品を提供。ソフトウェアライセンスの売り上げだけでも年間100億円を超える規模のマイクロソフト製品を販売している。リコージャパンは、本提携により、国内で販売するマイクロソフト製品の年間売上を、3年以内に現在の約2倍の200億円に拡大する計画であるとしている。

 現在マイクロソフトでは、企業向けクラウドサービスとして、「Exchange Online(メール・予定表など)」「SharePoint Online(文書共有・社内掲示板など)」等を提供していますが、2011年中に、これらに最新のデスクトップ製品である「Microsoft Office Professional Plus(文書作成・表計算など)」を組み合わせるなどした新しいサービスとして、「Microsoft Office 365」を提供する予定。
《冨岡晶》
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