日立、データセンター/コンテンツ配信事業者向けエントリーブレードサーバ「HA8000-bd/BD10」強化 | RBB TODAY
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日立、データセンター/コンテンツ配信事業者向けエントリーブレードサーバ「HA8000-bd/BD10」強化

エンタープライズ ハードウェア
「HA8000-bd/BD10」
  • 「HA8000-bd/BD10」
  • エントリーブレードサーバ「HA8000-bd/BD10」の主な仕様、構成
 日立製作所は、データセンター/コンテンツ配信事業者向けサーバであるエントリーブレードサーバ「HA8000-bd/BD10」にソリッド・ステート・ドライブ(SSD)やWindows Server 2008を採用するなどの強化を実施、12月3日から販売を開始する。

 「BD10」は2010年7月から提供開始、42Uラック1台に最大320台と業界最高クラスの高密度でサーバブレードを搭載可能としたエントリーブレードサーバとなる。今回、「BD10」内蔵の記憶媒体に、フラッシュメモリを利用することで高速なデータアクセスを可能とするSSDを採用し、SATAハードディスクドライブ搭載時と比べデータアクセスの性能を約2.5倍に向上させた。

 あわせてサポートOSに、従来のLinuxに加えWindows Server 2008を採用する。Webサーバなどで利用されるWindowsベースのシステム環境の構築を可能とした。これにより、高いデータアクセス性能が求められる大容量コンテンツの配信基盤やWindows環境で構築されるホスティング基盤を省スペース、かつ省電力に構築できる見込みだ。またWindows Server 2008の採用により、Windowsベースのシステムである日立のシンクライアントソリューション「セキュアクライアントソリューション」での利用が可能となり、CPUやHDDなどクライアント端末の機能をセンターに集約し効率的な運用管理ができるクライアント統合システムの構築を実現した。「セキュアクライアントソリューション」は、セキュリティPC「FLORA Seシリーズ」やクライアントPCの機能をブレード型の装置に集約したクライアントブレード「FLORA bdシリーズ」、サーバなどを組み合わせて実現するシンクライアントソリューションだ。

 これにより、一般的なPCサーバによるシステムと比べ、同一のラックスペースあたり8倍となる最大600ユーザーを5Uのベースユニット1台に集約できるとのこと。「HA8000-bd/BD10」はSSD搭載モデルが税込32万250円~、Windowsプレインストールモデルが27万900円~。
《冨岡晶》
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