なお、本システムの新機能である「アクトビラ」対応のテレビへのコンテンツ配信は、富士通との協業により実現しているとのこと。「アクトビラ ビデオ・フル」対応デジタルテレビへの映像コンテンツ配信を実現する、富士通製「FutureyeII Live On Demand Server」と「“OPSIGATE”デリバリー」をシームレスに機能連携させるためのモジュールを開発した。
コンテンツ配信システム“OPSIGATE”デリバリーであれば、パソコンへの配信(タッチパネル端末への配信も含む)だけではなく、「アクトビラ」対応のテレビやモバイル端末など、さまざまな視聴機器へのオンデマンド配信が可能だ。「アクトビラ」対応テレビへのコンテンツ配信は、富士通との協業により、「アクトビラ ビデオ・フル」対応デジタルテレビへの映像コンテンツ配信を実現する、富士通製「FutureyeII Live On Demand Server」と「“OPSIGATE”デリバリー」のシームレスな機能連携により実現している。また、さまざまな視聴スタイルに合わせたコンテンツ配信を行うためには、それぞれの視聴機器に適したファイル変換や配信スケジュール設定、配信機器設定など複雑な設定が必要となる。“OPSIGATE”はコンテンツの配信指示、ポータル画面の更新などをシームレスなワークフローで実現する。管理者は、コンテンツ管理用のWEB画面からシンプルな操作だけで配信指示を実行できる。配信指示画面にて、公開期間の設定、対象となる視聴機器、配信先などを登録すると、コンテンツは自動で対応ファイル形式に変換され、メタデータとともにポータルサイトにアップロードされる。管理者は、WEBポータルサイトに関する専門知識を必要とせず、シンプルなオペレーションが実現できる。さらに、“OPSIGATE”は拠点に配信エッジユニット(別売)を追加することで、配信センターサーバへのネットワークの負荷をコントロールし、効率的な配信を実現し、大規模配信または多拠点配信が可能となった。この配信エッジユニットには、データ転送の中継、中継したデータの蓄積、公開日前の事前登録、転送時の途中再開などの多様な機能が実装されているとのこと。