楽天は19日、百度（バイドゥ）との合弁による中国のインターネット・ショッピングモール「楽酷天（らくてん）」を開業した。 「楽酷天」は、服飾やアクセサリー、家具、家電、デジタル機器、ベビー用品、化粧品にいたるまで幅広い商材を取り揃えた、B2B2C型のショッピングサイト。日本の「楽天市場」と同じく、出店店舗から消費者への直接販売を可能としている。また「楽天市場」で好評を博しているセールイベント「お買い物マラソン」やポイントプログラム、送料無料キャンペーン、ラッキーくじなどの各種マーケティング施策も積極的に展開する予定。楽天の出資予定額は3年間の総額で約5000万米ドル（約40億円）。出資比率は楽天51％、百度49％となっている。 「模倣品対策」については、日本の「楽天市場」や仏PriceMinister社（楽天グループ）等が蓄積してきたノウハウを生かし、厳格な出店審査とパトロールを展開することで、模倣品の発見と排除を徹底するとしている。
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