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NTTアイティ、iPadやスマートフォンを使用できるリモートアクセス「マジックコネクトMOS」発売

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「マジックコネクトMOS」の概要
  • 「マジックコネクトMOS」の概要
  • ユビキタスオフィスのイメージ
 NTTアイティは7日、Windows PCに加え、iPad、スマートフォン、Macなどを使用できる「マジックコネクトMOS」を発表した。21日より法人向け製品として販売を開始する。

 「マジックコネクトMOS」は、「OTPトークン」をひとつ持っていれば、利用シーンに応じて、iPadやスマートフォン、Windows PC、Macなどを自由に選択して、使い分けることができるMOS(マルチOS)対応製品。OPT(ワンタイムパスワード)トークンは、マルチOSサーバのログオン時に使用する使い捨てパスワードを生成する物理デバイスとなる。

 企業のネットワークを変更する必要がないので、導入が簡単であると同時に、ネットワークのセキュリティレベルを低下させることはない。また、社内PC、サーバのWindowsファイアウォールで、LANからのリモートデスクトップの直接接続を禁止し、マジックコネクト経由でのみ接続を許可できるので、社内からのなりすましログオンを防止できる。また社内ファイルのダウンロード、コピー&ペースト、社外プリンタへの出力もを禁止されている。社外から社内のPCの電源を投入するWOL(Wake On LAN)機能には対応する。

 利用する際は、手元の端末からMOSサーバにアクセスし、ワンタイムパスワード認証を行う。自動的にマジックコネクト(MC)サーバに接続され、社内の自席PCやサーバのWindowsログオン画面が現れる。WindowsのログオンID、パスワードを入力すると、自分のデスクトップ画面が表示され、社内で行うすべてのPC業務を社外から行うことが可能になる。「マジックコネクトMOS」は、iPadで社内の資料を参照してのプレゼンテーションしたり、スマートフォンによる社内システムの活用やTPOに合わせた手元端末の使い分けによるモバイルワークなどの利用シーンが考えられる。

 MOSサーバ、MCサーバはNTTアイティが運営し、ユーザーが共同利用する形態で提供される。「マジックコネクトMOS」は、手元端末のOSごとに異なったリモートアクセス用ソフトウェアと各種設定が必要なため、NTTアイティで設定のうえ、法人向けの製品として提供されるとのこと。

 NTTアイティでは従来より、社外の任意のWindows PCにUSBキーを挿すだけで、社内の特定のWindows PCやサーバーを自在に操作できるリモートアクセス「マジックコネクト」を販売している。個人専用USBキーを手元のWindows PCに挿すだけで、簡単に社内のWindowsのPCやサーバにアクセスして業務ができること、社内のファイルを持ち出さず、社内にウイルスを侵入させない安全な設計であることから、業務効率化、エコ対策、新型インフルエンザ対策などを目的としたモバイルワークやテレワークで用いられている。「テレワーク推進賞・優秀賞」や「SOHO AWARDS選考委員賞」などを受賞し、法人ユーザを中心に約1,000社で利用されている。「マジックコネクトMOS」の価格は、iPad用標準設定が5台で25万円から(初年度の使用権付き、iPadの価格や消費税は含まず)、提供条件は5アカウント以上。9月21日より販売開始される。
《池本淳》
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