薄型TVでは奥行きが短いことからスピーカの容積が小さくなりがちで、特に低音の再現が難しい。そのために、スピーカの背面からの放射を利用したり、DSP(Digital Signal Processor)により聴感上の低音感を再現する信号処理などの様々な技術が用いられてきたが、根本的な解決には至っていない。
TVに録画機能を内蔵すると、ユーザーのつごうに合わせて好きな時間にタイムシフトして視聴できるようになり、大変便利である。当社ではHDD内蔵TVだけでなく、市販のLAN-HDDやUSB(Universal Serial Bus)-HDDを増設することで容易に記録容量アップを図れる録画機能内蔵TVを開発してきた(図4)。