パナソニック、大口径レンズ採用のハイエンドコンパクト「LUMIX DMC-LX5」 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

パナソニック、大口径レンズ採用のハイエンドコンパクト「LUMIX DMC-LX5」

IT・デジタル デジカメ
「LUMIX DMC-LX5」
  • 「LUMIX DMC-LX5」
  • 超解像技術採用で細部まで鮮明に表現可能
  • 高感度1/1.63型CCDセンサー
  • CCD断面図
  • 実写サンプル
  • 操作部分(正面)
  • 操作部分(背面)
  • 操作部分(天面)
 パナソニックは、コンパクトデジタルカメラの新製品として「 LUMIX DMC-LX5」を発表。20日から発売を開始する。価格はオープンで、予想実売価格は60,000円前後。

 同製品は、約2年前に発売された「LX3」の後継機種。有効画素数は1,010万画素で、撮像素子には新たに開発した1/1.63型の高感度CCDセンサーを採用した。本センサーは、従来のセンサー開発の主眼である画素数ではなく、受光面積を増やして高感度性能を向上させることを目指したもので、「LX3」と比較して集光率の向上を実現。感度で約31%、飽和で約38%向上したという。

 「LX3」と同じF2.0/広角24mm(35mm判換算)は維持しながら、光学3.8倍ズーム(24~90mm)を実現した新開発の大口径レンズ「LEICA DC VARIO-SUMMICRON」を搭載。ワイド端では1cmまでのマクロ撮影に対応し、F2.0との組み合わせで、例えば植物の接写時などに効果的な背景ボケを楽しむことができるとした。

 画像処理エンジンには新開発の「ヴィーナスエンジン FHD」を搭載。超解像技術の採用により、さらなる高画質化を実現した。超解像技術により、ほとんど劣化することなくiAズームを用いて最大5倍ズーム(iAズーム5倍時の画素数は1,000万画素)まで対応する。

 加えて新たにAVCHD Lite形式のハイビジョン動画に対応。かんたん撮影の「おまかせiA動画」のほか、絞りやシャッタースピードを設定しての撮影が行なえる「クリエイティブ動画」モードも備えた。

 光学式手ブレ補正は「PowerO.I.S.」に進化し、前機種との比較で約2倍の手ブレ補正を実現。操作系に関しては、絞り、シャッタースピード、フォーカスなどのマニュアル操作を直感的に行なうために、押す・回すの2操作に対応した「後ダイヤル」を採用。同社のデジタル一眼カメラ「Gシリーズ」同様の操作感を得られるとした。

 ホットシューとライブファインダー専用コネクターを装備し、新たに別売りのライブビューファインダー「DMW-LVF1」の装着が可能となった。そのほか、カラーフィルムモード(6種類)/白黒フィルムモード(3種類)の合計9種類の「フィルムモード」、4:3、3:2、16:9いずれの横縦比でも広角24mmでの撮影が可能な「マルチアスペクト機能」などを装備。「マルチアスペクト機能」では1:1の切り出し撮影にも対応する。

 F値はF2.0~3.3、デジタルズームは最大4倍、液晶ディスプレイは3型(3:2)。内蔵メモリは約40MBで外部対応メディアはSD/SDHC/SDXCカード。静止画保存形式はRAW/JPEG、動画保存形式はAVCHD Lite/QuickTime Motion JPEG、インターフェースはHDMI/USB2.0/AV出力。本体サイズは幅109.7×高さ65.5×奥行き43mm、重さは約271g(バッテリ、メモリカード含む)。
《小口》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top