サッカー・ワールドカップ（Ｗ杯）南アフリカ大会の決勝トーナメント1回戦の2試合が28日行われ、オランダとブラジルがそれぞれベスト8進出を決めた。準々決勝は優勝候補同士でもあるその両者の対戦となる。 オランダの決勝トーナメント1回戦の相手は、イタリアを退けての16強進出となったスロバキア。エースのロッベンが怪我から復帰し今大会初先発を果たしたオランダは前半18分、そのロッベンが右サイドから中央に切れ込み豪快に先制点を叩き込む。その後、スロバキアも必死の反撃を見せるものの、後半39分にオランダのスナイデルが追加点を挙げ試合の大勢が決した。スロバキアは終了間際にPKで1点を返すも、オランダが2－1で逃げ切り勝利。準々決勝進出を果たした。 ブラジル対チリ戦は、6度目の優勝を目指すブラジルが3－0で快勝。前半34分にコーナーキックから先制すると、38分にカカのパスをファビアーノが決めて2－0。後半14分にはロビーニョが今大会初ゴールを決め、力の違いを見せつける完勝となった。2日に行われる準々決勝でブラジルはオランダと激突する。なお、これらの試合のハイライト動画はテレビドガッチで無料配信中だ。 そして今夜は、いよいよ日本代表がパラグアイと激突する。初のＷ杯ベスト8入りを果たし日本サッカー史に新たな1ページを刻むことができるか。注目のキックオフは日本時間の23時となる。
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