「光の道」対談の第2弾が開催――孫社長×池田信夫氏、司会は夏野氏 | RBB TODAY

「光の道」対談の第2弾が開催――孫社長×池田信夫氏、司会は夏野氏

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ソフトバンク、孫社長
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  • ケイ・オプティコムの久保忠敏氏(常務取締役)。公正な競争のもと、民間事業者が切磋琢磨できる環境が必要だと説く
 ニワンゴは11日、「光の道」構想についての対談の第2弾を行うことを発表した。今回の対談は経済学者の池田信夫氏と、孫社長の間で行われ、司会はドワンゴ取締役の夏野剛氏が務める。対談は17日20時よりニコニコ生放送とユーストリームにて生中継される。

 原口総務相が今年3月に公表した「光の道」構想は、2015年までに国内4900万世帯にブロードバンドを普及させるというもので、それに対し孫社長は支持を表明している一方、池田氏は異論と唱えている。孫社長は、全国のメタル回線を国費を投入せずに光ファイバーに置き換えることが可能で、維持費がかかるメタル回線がなくなればNTT東西の収益が改善し、月額1,400円で光ファイバーを各家庭に提供できると主張する一方で、池田氏は自身のブログで、「ドライカッパー(裸の銅線)のコストは1世帯200円/月ぐらいであり、”銅線を保守するより光に交換した方が安い”というソフトバンクの計算は間違っている」と述べ、さらに、光ファイバーへの強制的な乗り換えは通信事業を地デジのように政府が統制することを意味するとして反対の意を表している。

 また、4月に行われた地域アクセス系の通信事業者による合同記者説明会でも、出席した事業者が同施策に対し懸念の意を表した。ケイ・オプティコム常務取締役の久保氏はあくまで推測としながらも、「この政策によって利益を得る業者は、ADSLから光ファイバーへビジネスモデルの変化がなく乗換え可能なDSL事業者(ソフトバンク、イー・アクセス)と、さらに現行よりも安くなった料金で市場シェアを伸ばせるNTTだ。最終的に過剰な投資のツケが国民にまわり、一部の事業者のみに利益が集中する構図となるのではないか」とコメントしている。

 さらに5月には、日本ケーブルテレビ連盟も、同施策が「独占的な光アクセス網敷設会社の設立を前提としている」などとして、懸念を表明している。

 両者の対談では、それに加えテレビ放送や携帯電話、無線LANなどにも触れるという。先月13日に行われた孫社長と佐々木氏の対談はユーストリームでは異例の約14万人の視聴者を集めたことでも話題になった。
《RBB TODAY》

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