マカフィー、仮想化環境向けセキュリティプラットフォーム「MOVE」を発表 | RBB TODAY
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マカフィー、仮想化環境向けセキュリティプラットフォーム「MOVE」を発表

エンタープライズ セキュリティ
 マカフィー(McAfee)は10日、仮想化環境のセキュリティ管理最適化ソリューションを発表した。

 現在マカフィーでは、仮想化環境のセキュリティに関する具体的なニーズを集約し、それに対処するフレームワークを提供するための新プラットフォーム「McAfee Management for Optimized Virtual Environments(MOVE)」と、アプリケーションプログラミングインターフェイスを開発しているという。

 新プラットフォーム「MOVE」は、信頼性の高い安全なプログラミングインターフェイス、コンテキストアウェアネスを特徴としている。仮想化環境向けに特化されたセキュリティを実現することを目的に、各ハイパーバイザーベンダーの開発方式を共通化し、各仮想マシンの外にセキュリティポリシーチェックなどの資源集約的作業をオフロードするものとなっている。ハイパーバイザー全体の状態に基づいて、各作業のスケジューリングを最適化することも可能。マカフィーは、より強固なセキュリティを目指して、パートナー各社にオープンソースを提供するとしている。MOVEプラットフォーム上で開発された製品の設定・管理を行うユーザーインターフェイスには、セキュリティマネジメントコンソール「McAfee ePolicy Orchestrator」プラットフォームが活用されている。またMOVEプラットフォームを活用するべく、エンタープライズユーザー向け製品として「A/V Offloading」を発売する予定だ。

 マカフィーのCTO兼エグゼクティブバイスプレジデントを務めるジョージ・カーツ氏は「マカフィーのMOVEは、新規および既存の仮想化アーキテクチャーを活用することで、各マシンの保護にかかる間接費の大幅削減を実現するプラットフォームを提供します。仮想化環境内のセキュリティは、マカフィーのお客様の重要な懸案事項の1つです。仮想化環境全体の保護を強化すれば、大幅にコストが削減された仮想マシンの採用が増えるだろうと、我々は確信しています」とのコメントを寄せている。
《冨岡晶》
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