【富士通フォーラム2010(Vol.18)】1時間31円から利用可能――クラウドがより身近に | RBB TODAY

【富士通フォーラム2010(Vol.18)】1時間31円から利用可能――クラウドがより身近に

エンタープライズ ソフトウェア・サービス

「オンデマンドでリソース提供[IaaS]」のブース
  • 「オンデマンドでリソース提供[IaaS]」のブース
  • クラウドサービスインフラ開発室 C3ファウンデーションサービス部の藤原健太郎氏
  • Web操作によるオンデマンド仮想システム構築・運用の概念図
  • ポータルにログインして、テンプレートを選択し、必要な機器を組み合わせている様子。アイコン表示で非常に直感的だ
  • ロードバランサの設定画面。ファイアウォールの設定も同様にWeb画面上で行うことができる
  • Webによるオンデマンド仮想システムの価格例
 富士通フォーラム2010の「オンデマンドでリソース提供[IaaS]」ブースでは、Web操作により、同社データセンター内に、オンデマンドで仮想システムを構築・運用できるサービスのデモンストレーション展示が行われている。

 同社クラウドサービスインフラ開発室 C3ファウンデーションサービス部の藤原健太郎氏に話を聞いた。

 このサービスは、同社が提供するクラウドサービスで、ユーザは同サービスのポータルにログインし、Web操作により仮想サーバを構築・運用できるというもの。

 具体的には、必要なOS、ミドルウェアやシステム構成をテンプレートから選択するだけで、仮想サーバ環境が構築できる。また、構築した仮想サーバに、ファイアウォールやロードバランサなどを自由に組み合わせることも可能で、柔軟な構成に対応している。追加したファイアウォールやロードバランサの設定も、その場でWeb画面上から行える。システム構成は、サーバやストレージ、ロードバランサなどが、それぞれアイコンで表示されるため、直感的でわかりやすい。

 ブースでは、サーバの構築から、ダッシュボードを利用した運用・管理の様子、利用が終了したサーバの廃却までを自分の目で確かめることができる。

 サーバはグローバルIPアドレスを割り当ててインターネットに接続することはもちろんだが、他のサーバとプライベートアドレスで接続して、バックエンドのDBサーバとして運用することも可能だ。

 同サービスを支えるインフラは、物理サーバの自動フェイルオーバー機能や、ストレージ物理デバイスの冗長化、ネットワークの二重化構成などにより安全性を高めており、SLAは99.99%を保障しているため、ビジネス利用にも不安はない。

 運用面では、Webベースのダッシュボードツールが用意され、稼動状況をリアルタイムにモニタリングできる。

 注目はその料金だ。仮想サーバ(エコノミータイプ)の月額利用料金は23,064円(1時間31円換算)。このエコノミータイプは、CPUがXeon 1.0GHz相当、メモリ容量が1.7GBというスペックである。単純に価格だけでライバルとなるサービスとは比較できないものの、富士通のデータセンターで運用されているという安心感と、ファイアウォールが設置されているなどのセキュリティの高さを考えると、内容に対する割安感は高いと言えそうだ。

 たとえば、エコノミータイプの仮想サーバ4台と、システムディスク40GB×4、増設ディスク容量が80GB×1、OSにWindows Server 2008 Standard Edition、グローバルIPアドレス×1という構成を選んだ場合、初期費用が250,000円、月額費用が136,792円となる。なお、ここで示した月額料金はいずれも31日分を想定している。

 急に開発環境やテスト環境が必要になった場合、サービス立ち上げ時などでビジネスをスモールスタートさせたい場合、キャンペーンサイトで短期間だけサーバが必要な場合など、同サービスを有効に利用することができるだろう。
《竹内充彦》

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