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JCN、地上デジタル放送のデジアナ変換を期間限定で導入

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ケーブルテレビにおけるデジアナ変換の概要(出典:総務省資料)
  • ケーブルテレビにおけるデジアナ変換の概要(出典:総務省資料)
 ジャパンケーブルネット(JCN)は21日、グループケーブルテレビ局において、総務省からの「デジアナ変換の暫定的な導入の要請」に基づき、地上デジタル放送のデジアナ変換を、期間限定で導入する方針であることを発表した。

 期間は、デジタル放送開始前日の2011年7月24日から、2015年3月31日まで。デジアナ変換は、ケーブルテレビ事業者が受信した地上デジタル放送をアナログ方式に変換して提供するものとなる。これにより例えば、1台目のテレビは地上デジタル放送対応を完了したとしても、2台目・3台目のアナログテレビ等を保有するといったユーザが、そのままテレビ視聴が継続可能となる。

 視聴者のアナログ受信機の買換え等の負担の平準化、アナログ受信機の廃棄・リサイクルの平準化等に有効との観点から、総務省はケーブルテレビ事業者に対し、デジアナ変換の暫定的な導入を要請している。ちなみにJCNグループは、放送サービスのデジタル化を積極的に推進しており、2009年度末で地上デジタル放送を合わせて提供する有料多チャンネル放送サービス加入世帯のデジタル化率は97%とのこと。
《冨岡晶》
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