意外とiPhoneは不人気? mixiやTwitterを利用するツールはPCが主流 | RBB TODAY
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意外とiPhoneは不人気? mixiやTwitterを利用するツールはPCが主流

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アカウントを持つソーシャルメディア(日本能率協会総合研究所調べ)
  • アカウントを持つソーシャルメディア(日本能率協会総合研究所調べ)
  • ソーシャルメディアを利用する際に使用する電子機器(日本能率協会総合研究所調べ)
  • 携帯電話・スマートフォンでソーシャルメディアを利用する理由(日本能率協会総合研究所調べ)
  • 携帯電話・スマートフォンでソーシャルメディアを利用する際の不満点(日本能率協会総合研究所調べ)
  • 現在使用しているスマートフォンで不満な点や、改善してほしい点(日本能率協会総合研究所調べ)
 mixi(ミクシィ)やTwitter(ツイッター)といったソーシャルメディアを利用する際のツールとして主流なのはPC。持ち運びに便利な携帯電話やスマートフォンは意外と人気が低く、携帯電話ほど多機能でないスマートフォンは特に不人気であるようだ。

 日本能率協会総合研究所では3月3日〜8日の期間、ソーシャルメディアにアカウントを持つ10〜40代の男女計1,200名を対象に「ソーシャルメディアに関する利用実態調査」を実施。結果を発表した。これによると、いずれかのソーシャルメディアにアカウント(ID)を持つ人がのべ4,619人に上り、1人平均で4アカウントを所有。昨今のソーシャルメディアの人気ぶりがうかがえた。

 そこで、ソーシャルメディアを利用する理由を尋ねると、「自分と同じ関心事・興味を持つ誰かを見つけることができるから」「世の中のニュースや出来事に関する多くの人間の見解を知りたいから」「自分の日記代わりに利用できるから」「自分の好きな時間に気軽に誰かとつながることができるから」「友人・知事の動向を知りたいから」が上位となった。

 ソーシャルメディアを利用する際のツールについては、複数回答で最も多いのがノートPCの57.3%とデスクトップPCの55.3%。大きく差が開いた3位は携帯電話の31.3%で、iPhoneやAndroidケータイといったスマートフォンは19.1%にすぎない結果。それぞれを選んだ理由と不満な点に関する調査結果も踏まえると、画面が大きくて見やすく、文字を入力しやすいPCが主流となり、逆に画面が小さく、文字入力がしにくい携帯電話スマートフォンは低人気となった。

 しかし、先述したとおりソーシャルメディアを利用する理由とも関連し、「外出時に利用しづらい」「持ち運びが不便」といった不満から必ずしもPCに満足できていないようす。「いつでも持ち歩いているから」「いつでも、どこでも好きな場所でも使用できる」といった理由から携帯電話・スマートフォンを選ぶケースもあるようだ。つまり、ソーシャルメディアを利用する際の理想的なツールは、シーンを問わずに使える携帯性に優れ、大画面で、文字を入力しやすい機械となる。

 なお、ソーシャルメディアでスマートフォンの利用者のうち、大多数の94%は機能性に不満を持っていた。不満な点は複数回答でトップが「バッテリ交換ができない」の70.5%、2位が「文字が打ちにくい」の54.2%、3位が「赤外線通信ができない」の53.3%。以下、「おサイフケータイが使えない」が48.5%、「ワンセグが使えない」が42.6%と続く。携帯電話に搭載されている機能に対応していない点でスマートフォンに不満を感じ、スマートフォン利用者の36.5%が「携帯電話も利用している」というのが実態だ。
《加藤》
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