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総務省、デジタルコードレス電話の新方式の提案を募集

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 情報通信審議会 情報通信技術分科会は24日、「デジタルコードレス電話の新方式の技術的条件」の審議を開始した。これにあわせて、総務省でが、デジタルコードレス電話として計画または想定されている新方式の提案募集を実施する。

 コードレス電話は、家庭やオフィス内において使用する電話として、1987年にアナログコードレス電話(250/380MHz帯)が制度化された。1993年には、周波数利用効率などで勝るデジタルコードレス電話(1.9GHz帯)が制度化され広く利用されているが、昨今の高速データ通信などに対応するような、機能の高度化が困難となっている。そこで、現行方式と共存しつつ、高度化への対応やあらたなアプリケーションを利用可能とする、デジタルコードレス電話の新方式の技術的条件について審議が開始されるもの。2002年9月30日付け 情報通信技術分科会諮問第2009号の「小電力の無線システムの高度化に必要な技術的条件」のうち「デジタルコードレス電話の新方式の技術的条件」について審議が行われる。今後は、技術的条件の審議を行い、2010年4月ごろに一部答申を受け、その後、関係規定の整備を行う予定。

 提案募集については、デジタルコードレス電話の無線局と同じ1.9GHz帯の周波数を使用し、既存のデジタルコードレス電話の無線局と周波数の共用が可能な具体的システムおよびその具体化に必要な技術的条件等について、12月24日午後5時までの期間、広く提案を募集する。提出された提案内容については、後日、公表される予定。
《冨岡晶》
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