東大とNHK-ed、幼児のデジタルコンテンツ開発のための共同研究をスタート | RBB TODAY
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東大とNHK-ed、幼児のデジタルコンテンツ開発のための共同研究をスタート

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「キッズワンダーランド」ページ(画像)
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 東京大学とNHKエデュケーショナルは9日、幼児と、幼児をとりまくデジタル環境に関する調査と安心・安全なデジタルコンテンツ開発を行うための共同研究「KIS☆プロジェクト」について発表した。

 子どもの初めてのインタ—ネット体験を応援する「キッズワンダーランド」(企画・運営 NHKエデュケーショナル)と東京大学 大学院 情報学環/総合文化研究科「開一夫研究室」による共同研究で、10月23日より開始。対象は、「キッズワンダーランド」を利用する0〜5歳児の子どもとその親、7万人を対象にしたものとなっている。「KIS☆プロジェクト」は、ネット上のゲームという形をとることで、多くの幼児が調査に参加できる画期的な試みとのこと。また、規模の面でもかつてない大きさの調査になるという。

 「キッズワンダーランド」は、インターネット上に浮ぶ子どものための仮想の島となっており、そのなかに、バーチャルな研究室「ドクター・ヒラキの島」を設置する。共同研究第1弾として、11月2日にはサイトのなかにある遊園地に「なかまさがし」ゲームが設置されたとのこと。このゲームは、「子どもたちがことばとモノの対応関係をどのようにとらえているのか?」を知ることをねらいとして、幼児でも楽しめる簡単なゲームになっている。幼児がことばとモノの対応関係をどのように捉えているかをこのゲームを使い、データを収集。得られたデータは、開一夫准教授、開研究室の旦直子研究員、修士課程 菊川道一氏が解析を行い、その結果を随時キッズワンダーランドで公開する予定。
《冨岡晶》
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