ヨーロッパ発の電子公正証書システムにワコムのペンタブレット「Cintiq 12WX」 | RBB TODAY

ヨーロッパ発の電子公正証書システムにワコムのペンタブレット「Cintiq 12WX」

 ワコムは24日、フランスで公正証書を全面的に電子化する法律の制定に伴い、ヨーロッパ初となる電子公正証書への電子サインに、同社の液晶ペンタブレットで12.1型フルカラー液晶を搭載する「Cintiq 12WX」が使用されたと発表した。

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液晶ペンタブレットによる署名
  • 液晶ペンタブレットによる署名
  • Cintiq 12WX
  • フラット構造を採用
  • ラバーグリップを採用したペン
 ワコムは24日、フランスで公正証書を全面的に電子化する法律の制定に伴い、ヨーロッパ初となる電子公正証書への電子サインに、同社の液晶ペンタブレットで12.1型フルカラー液晶を搭載する「Cintiq 12WX」が使用されたと発表した。

 新システムの運用開始の式典がフランスの公証人高等評議会において開催された。司法大臣ラシダ・ダティ氏とデジタル経済担当副大臣エリック・ベッソン氏が、ヨーロッパで初となる電子公正証書のシステムに同社の液晶ペンタブレットを使用して署名し、運用をスタートさせたという。

 フランスでは裁判所での手続きを行う公正証書の作成に、公証人は約40ページもの証書全ページに直筆のサイトをする必要があった。新たに制定された法律により、証書とその事務手続きが電子化され、公証人は一ヶ所のみに電子サインを記入するだけになったという。手続き全体の効率化により、時間の短縮だけでなく、情報セキュリティの向上や使用する紙の削減もおもな狙いだ。

 なお、同国公証人高等評議会は、年間400万件以上の電子証書が作成されると見込んでいる。

 Cintiq 12WXは、2007年10月に発売された1,280×800ピクセル(WXGA)表示対応の液晶ペンタブレット。同社の液晶ペンタブレット「Intious3」の技術を採用し、紙に描いている感覚を実現した1,024レベルの筆圧機能などを搭載。また、表示面のガラスと周縁部に段差のないフラット構造を採用。滑らかに描くことができるという。価格は139,800円。
《満井》

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