減収減益で赤字に下方修正 —— パナソニック、2008年度第3四半期決算を発表
エンタープライズ
その他
-
コスパ最強の“手のひらサイズ”ミニPC「GT13 Pro 2025 Edition」「A5 2025 Edition」がGEEKOMから登場!
-
富士通も収益悪化、今後は投資の選別進める —— 2008年度 第3四半期決算発表
-
NEC、広範な事業分野で業績悪化、連結売上高が前年同期比1,039億円減少 —— 2008年度 第3四半期決算発表
それによると2008年度第3四半期連結決算における売上高は、対前年度比9%減の6兆2,237億円、営業利益は同34%減の2,545億円、当期純利益は同70%減の654億円となった。同社も米国発の金融危機の影響を大きく受け、特に10月に入って以降、想定をはるかに超える円高、世界的な消費の低迷、価格競争の激化などにより、状況はさらに悪化。成長性の確保と経営体質の強化に取り組んできたという。商品部門別では、デジタルAVCネットワーク分野の売上高は、2兆8,389億円(前年同期比7%減)となり、このうち、映像・音響機器部門は、薄型テレビやDVDレコーダーの売上が前年を上回ったが、デジタルカメラやオーディオ機器などが減収となり、前年同期比1%減となった。情報・通信機器部門は、カーエレクトロニクス機器やパソコンおよび周辺機器などの売上が低調で、前年同期比13%減となるなど、全般的に減少となった。
利益については、国内外の急速な消費低迷による売上減、価格競争激化や原材料価格の高騰・円高に対応して、材料費を中心とした合理化や固定費の削減を実施したことなどにより、営業利益は2,545億円、税引前利益は1,442億円となり、当期純利益も654億円と黒字になったが前年実績は下回った。
なお2008年11月27日に公表された2009年3月期(2008年4月1日〜2009年3月31日)の連結通期業績予想、および2008年10月28日付「2009年3月期第2四半期決算短信」にて発表された期末配当予想についても修正発表された。それによると、売上高は7,500億円減の7兆7,500億円、営業利益は2,800億円減の600億円。最終的に当期純利益は4,100億円減となり、黒字予想からマイナス3,800億円の赤字という予想額となった。なお、今回修正予想における営業外損益(4,400億円の損失)には、国内外の拠点統廃合、固定資産の減損および雇用構造改革を中心とした事業構造改革費用3,450億円、保有株式の評価減780億円などが含まれるとのこと。
関連リンク
関連ニュース
-
富士通も収益悪化、今後は投資の選別進める —— 2008年度 第3四半期決算発表
-
NEC、広範な事業分野で業績悪化、連結売上高が前年同期比1,039億円減少 —— 2008年度 第3四半期決算発表
-
ドコモ、新端末シリーズでMNP好転など堅調推移 —— 2009年3月期 第3四半期決算短信発表
-
J:COM、6期連続の増収で利益は過去最高
-
ヤフー、 決算説明会の様子をリアルタイム配信 〜 井上雅博社長の説明をライブで
-
いよいよ広告はネットの時代に? ヤフー、広告事業が大幅増収—— 2009年3月期 第3四半期決算短信発表
-
ビックカメラ、連結決算数値の訂正により監理ポストに——前年8月期は21億の損失
-
09年はブレードサーバでシェア、プライスの主導権を握る——HPサーバ事業戦略発表会
-
日立、ディスクアレイサブシステム「USP V」「USP VM」にSSDとデータの暗号化機能を追加
-
既存IP-PBXにとらわれないアバイアのUC戦略
-
誰もが注目した“永作博美の小悪魔的魅力”
-
NTTが大幅増益、フレッツ光は1千万契約越えで対前期比5%増
-
NEC、音声認識技術を利用した決算説明会向け会見録作成支援サービスを提供〜SaaSでドラフトを自動作成
-
大手PCショップ九十九電機、東京地裁へ民事再生法を申請——負債は約110億円
-
ヤフー、平成21年3月期第2四半期決算短信を発表、広告・有料コンテンツ販売が好調
-
米Microsoft、2008会計年度第1四半期の決算を発表、法人向けソフトウェアが好調
-
KDDI、平成21年3月期第2四半期の連結決算を発表
-
米Yahoo!、53%の大幅減益——2008年第3四半期決算
-
USEN、GyaO事業を分社化——市場拡大も収益モデルが不透明な無料動画市場
-
リーマン・ブラザーズ証券も倒産、負債3兆超は戦後2番目
-
三菱電機、国内市場での業績不振により洗濯機事業から撤退〜2008年10月で生産を終了