アイ・オー、ニンテンドーDSiやWPS対応ノートPCと簡単に接続できるWPS対応の高速無線LANルータ

IT・デジタルノートPC

2009年1月15日（木） 13時58分

　アイ・オー・データ機器は、業界標準の無線LAN設定方式「WPS（Wi-Fi PROTECTED SETUP）」で簡単に接続設定が行えるIEEE802.11n Draft 2.0対応の高速無線LANルータ「WN-GDN/R3」を発表。1月末に発売する。価格は8,500円。

　同製品は、本体前面のセットアップボタンを押すだけで無線LANの暗号化設定が行えるWPSに対応した無線LANルータ。ニンテンドーDSiやiPhone、WPS対応ノートPCと簡単に無線LAN接続できる。従来の20MHz幅の2倍となる40MHzの帯域を使用した「ワイドバンド」機能搭載により300Mbpsの高速通信が可能。送受信用アンテナを2本装備し、障害物があっても安定した通信ができるという。

　インターネット環境を自動で判別する「クイックネットスタート」、ルータ—の有無を自動で判別する「オートブリッジ」、電波干渉によるスループットの低下を極力避けるよう空いているチャンネルをサーチし自動で設定する「自動チャンネル設定」、PC用とゲーム用の2種類のセキュリティを同時に利用できる「ダブルワイヤレス」などの機能を備える。

　そのほか、購入後2週間以内にサポートセンターへ相談したにもかかわらずネットワーク接続できなかった場合、同社が直接購入代金を返金するサポートシステム「ペイバック保証」を付属する。

　対応無線LAN規格はIEEE802.11b/g/n Draft2.0準拠。有線インターフェースは100BASE-TX/10BASE-T×5ポート（WAN側×1/LAN側×4）。対応OSはWindows Vista/XP/2000、MacOS X 10.4.11以降。本体サイズは幅150×高さ34×奥行き112mm、重さは230g。付属品はACアダプタ/LANケーブル/縦置きスタンドなど。

　また、11n Draft 2.0対応のUSB2.0用子機セットモデル「WN-GDN/R3-U」とCardBus用子機セット「WN-GDN/R3-S」も発表。1月末に発売する。価格はともに10,400円。

《近藤》