JASRACとYouTube、音楽著作権の包括利用許諾契約を締結〜ムービーでの楽曲利用に一歩前進 | RBB TODAY

JASRACとYouTube、音楽著作権の包括利用許諾契約を締結〜ムービーでの楽曲利用に一歩前進

 YouTubeは23日、社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)との間で、JASRACが管理する楽曲の利用に関する包括的な利用許諾契約を締結したことを発表した。

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 YouTubeは23日、社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)との間で、JASRACが管理する楽曲の利用に関する包括的な利用許諾契約を締結したことを発表した。

 この契約は、放送局などとJASRACが結んでいるもに準ずる内容で「YouTubeのサービス一般における管理楽曲の利用」を対象とした許諾となっており、レコード会社が制作するミュージックビデオ等の公式コンテンツにおける楽曲の利用、ユーザが作成するオリジナルビデオにおける楽曲の利用が含まれる。著作権料をYouTubeが一括して払うことで、合法な投稿が可能となった。ユーザはJASRACが管理する楽曲について、演奏・歌唱して動画として投稿できるようになる。

 YouTubeはすでに、ジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)、イー・ライセンス(e-License)とも包括利用許諾契約を締結しており、日本で最大の楽曲数を管理するJASRACによる許諾が加わることにより、ライセンス取得済みの音楽著作物(曲および歌詞)の範囲が国内最大級のオンラインサービスとなるという。

 今回の発表についてJASRAC広報は、7月24日付けで公開している「動画投稿(共有)サービスにおける利用許諾条件について」の内容に合意いただけたためとしている。YouTubeとJASRACの最初の接触は昨年まで遡ることができるが、問題投稿の目視によるチェック、運営者側の責任などについてYouTube(Google側)とJASRACで見解の相違があったとみられ交渉が続いていた。この「動画投稿(共有)サービスにおける利用許諾条件について」には、動画共有サイト運営者のチェック体制、使用料などについての前提条件が示されている。
《冨岡晶》

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