ソニー、2008年度連結業績予想を下方修正〜業績悪化と円高/株式相場下落をうけ | RBB TODAY

ソニー、2008年度連結業績予想を下方修正〜業績悪化と円高/株式相場下落をうけ

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 ソニーは23日、7月29日に発表した2008年度(2008年4月1日から2009年3月31日まで)の連結業績見通しの下方修正を行った。

 修正後の2008年度連結業績見通しは、売上高および営業収入が9兆円(修正前9兆2,000億円)、営業利益が2,000億円(同4,700億円)、うち、持ち分法による投資利益が0円(同100億円)、税引き前利益が2,100億円(同4,600億円)、当期純利益は1,500億円(同2,400億円)。

 同社では、大幅な円高、業績悪化、日本の株式相場の大幅な下落、ソニーBGM・ミュージックエンタテインメントの子会社化に伴う業績連結を挙げている。具体的には、7月時点の前提為替レートが105円であったことに対して現状は大幅な円高に転じていることをうけて、主にエレクトロニクス分野とゲーム分野における営業利益が約1,300億円減少すると見込まれている。また、エレクトロニクス分野の液晶テレビ、コンパクトデジタルカメラ、ビデオカメラなどの業績が世界的な景気後退と価格競争の激化によって7月時点での想定を下回り、為替レートの影響をのぞいても約900億円減少すると見られている。さらに、日本の株式相場が大幅に下落した結果、転換社債の評価損益の悪化、および株式の減損の計上などにより、2008年9月末の株式相場の水準が2009年3月末まで継続する前提で、7月時点での想定と比較して約600億円減少すると見込まれている。

 このほか、独ベルテルスマンが保有するソニーBGM・ミュージックエンタテインメントの前持分の50%を取得を10月1日に完了し、従来持分法適用会社だった同社が100%子会社となったことをうけ、同社の業績が10月1日付けで連結されることも理由のひとつとされている。なお、これにより、7月時点の想定に比べて営業利益が約100億円増加すると予想されている。
《富永ジュン》

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