IIJ、3月期第1四半期決算を発表!モバイルソリューションに期待 | RBB TODAY

IIJ、3月期第1四半期決算を発表!モバイルソリューションに期待

 インターネットイニシアティブ(IIJ)は12日、3月期第1四半期決算を発表した。

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取締役CFOの渡井昭久氏
  • 取締役CFOの渡井昭久氏
  • 代表取締役社長の鈴木幸一氏
 インターネットイニシアティブ(IIJ)は12日、3月期第1四半期決算を発表した。それによると連結経営成績は、営業収益(売上高)は前年同期比19.2%増の163億2800万円となり、営業利益は、事業規模拡大に伴う販売管理費の増加があったもののシステムの構築の営業収益規模が増加しなかった。また、新設した連結子会社4社(GDX Japan、トラストネットワークス、オンデマンドソリューションズおよびIIJイノベーションインスティテュート)の立ち上げ時期における1億6600万円の営業損失の計上もあり、前年同期比40.5%減の4億1100万円となった。税引前四半期利益は、前年同期にあった投資有価証券売却益の計上が当第1四半期連結累計期間にはなかったことから、前年同期比59.1%減の3億1000万円となり、四半期純利益は前年同期比70.4%減の1億6900万円となった。

 会見では新規事業の進捗についても説明がなされた。このうちIIJモバイルは大口受注もあり、順調に受注が進展しているとしているとした。同社では今期中に3万回線を目指していたが、第1四半期で1万回線の受注があり、第2四半期以降課金も拡大していくとみている。ソリューションでも、「SEIL(ザイル)」「IIJ SMF sx」などを組み合わせた合わせたソリューション展開を加速していきたいとしている。アクトビラへの高画質コンテンツ配信プラットフォーム提供について、取締役CFOの渡井昭久氏は「徐々にアクトビラ対応テレビ、会員数が増加してきている。コンテンツの観点でも、ツタヤがはじめられ、NHKオンデマンドもアクトビラにのってくるということで、流れとしては進んでいる。IIJの立場としては、プラットフォームを運営するにあたっての動画配信のソフトウェアを独自に開発して運営コストの低減も視野に入れている」。また、代表取締役社長の鈴木幸一氏は「トラフィックはのびているが、12月にはじまるNHKのオンデマンドコンテンツがどれくらい威力があるか未知数だ」とした。

 第1四半期のトピックとして独自開発ルータ「SEIL」、自動接続機能「SMF」、IIJモバイルが融合したソリューションと、「SMFv2」のNEC「UNIVERGE IX2005-Z」搭載が紹介された。どちらも8月にスタートした案件。前者は、簡単に言ってしまえば、ルータにモバイル端末をつけることによって、有線ではなくモバイルから小規模のLANを構成することができるもの。例えばデパートのテナント、建築現場などでもネットワーク構築が可能だ。後者は同社のソフトをOEM提供しているもの。「UNIVERGEは法人向けで10万台くらいの販売を目指しているので、それが売れればライセンス料として収益が上がっていく」としている。

 さらに、データセンターについて鈴木社長は「1社で100ラックを越えるような大型の需要が増えてきた。エコを考えた、エネルギー効率のいいデータセンターを作りたい」とコメント。景気後退の影響について「各社削減への動きがあるようだが、我々としてはそのような影響はでていない」と否定した。
《RBB TODAY》

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