エイサー、NetBook「Aspire one」を日本でも!8月中旬発売でWindows XP SP3搭載 | RBB TODAY

エイサー、NetBook「Aspire one」を日本でも!8月中旬発売でWindows XP SP3搭載

 日本エイサーは10日に、「持ち運ぶインターネット」をコンセプトとした“ネットブック(NetBook)”製品「Aspire one」を、8月中旬より日本で発売することを発表した。

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エイサーのネットブック「Aspire one」がいよいよ日本上陸
  • エイサーのネットブック「Aspire one」がいよいよ日本上陸
  • 販売用と思われるポスターもすでに完成し、会場に貼り出されていた
  • エイサーが考えるモバイルインターネットデバイスに必要な第一条件は「いつでもどこでもつながること」「気軽に持ち歩けて、かつ見やすい大きさの画面」など
  • 「Aspire one」には5色のラインアップが用意されている(日本発売は、青と白のみ)
  • 日本エイサー 代表取締役社長のボブ・セン氏
  • Acer Inc, Mobile Computing BUマネージャーのトリーシャ・パン氏
  • インテル ダイレクト・マーケティング部 コンシューマ・プログラム・マネージャの梶原武志氏は、実物のAtomプロセッサを見せながら解説
  • マイクロソフト コンシューマーWindows本部 本部長 の藤本恭史氏
 日本エイサーは10日に、「持ち運ぶインターネット」をコンセプトとした“ネットブック(NetBook)”製品「Aspire one」を、8月中旬より日本で発売することを発表した(動画は関連記事参照)。

 製品スペックは、1.6GHzのインテルAtom CPU、8.9インチ(1024×600)液晶ディスプレイ、802.11b/g無線LANを搭載する。メインメモリは1GB(増設・変更不可)、120GBハードディスクを内蔵する。オプションで3G/WiMAXに対応。このほか、SD、MMC、Memory Stick/Pro、xD-Pictureカードに対応したメモリーカードスロットを左右に1つずつ標準搭載する(SDのみ1つ、SDを含む全タイプ対応が1つ)。そして注目の店頭想定売価が54,800円、OSについては「年内はWindows XP搭載製品のみ」であることが明らかにされた。カラーバリエーションは5タイプ(青・白・茶・黒・ピンク)が用意されているが、とりあえずは、青・白の2タイプのみが投入される模様。

 同日に東京ミッドタウン開催された記者発表会には、日本エイサー 代表取締役社長 ボブ・セン氏、Acer Inc, Mobile Computing BUマネージャーのトリーシャ・パン氏、インテル ダイレクト・マーケティング部 コンシューマ・プログラム・マネージャの梶原武志氏、マイクロソフト コンシューマーWindows本部 本部長 の藤本恭史氏、「ギズモード・ジャパン」ゲスト編集長のいちる(清田一郎)氏が登壇し、それぞれの立場から、同社初のネットブックとなる「Aspire one」を紹介した。

 日本エイサー 代表取締役社長 ボブ・セン氏は「我が社は2年半も前から、持ち運べるインターネットマシンとしてネットブックの研究体制を発足させていた。ここまで時間が掛かったのは高い完成度を追求した結果だ」とし、デザイン面、機能面で他者の類似製品より高いアドバンテージを誇っていることを強調した。

 Acer Inc, Mobile Computing BUマネージャーのトリーシャ・パン氏は、市場面でもリサーチとシミュレーションを徹底的に行ったことを解説し、「コミュニケーションの多様化は新しいデバイスを生み出す。(ネットブックは)今後も広がっていく市場。そこでの5年先のシェアを獲得していることを目指している」と同社の戦略が長期的なものであることをアピールした。

 CPUを提供しているインテル ダイレクト・マーケティング部 コンシューマ・プログラム・マネージャの梶原武志氏は「Atomは低消費電力にもかかわらず、Core2Duoプロセッサとの高い互換性を持っており、ネットブックに最適のCPUだと言える。ネットブックは、サブノートの2台目として、さらには子供用の1台目として、ノートパソコンの楽しみを“さらに”広げて欲しい」と新製品発売の祝辞を寄せた。

 マイクロソフト コンシューマーWindows本部 本部長 の藤本恭史氏は「初めてのPCユーザやセカンドモバイルユーザに安心なWindows環境」としてWindows XP採用の謝辞をエイサーに述べるとともに、「XPの豊富な資産と、Windows Liveなどの無償サービスにより、デジタルライフスタイルを応援したい」とユーザに向けてコメントを発信した。

 「ギズモード・ジャパン」ゲスト編集長のいちる氏は「“持ち運ぶ娯楽”が、読書からネットサーフィンに変わっている時代。ギズモードを見ていると、世界中のネットリテラシーが急速に拡大している」として、ネットブックの可能性に言及するとともに、ネットブックにより日本でもネット利用へのハードルが大きく下がるのではないかと予測した。

 その後の質疑応答においては、ボブ・セン氏が主に回答したが、まずLinux版については「オープンソースであるため、安定性などでいくつか懸念がある。今後もっと完成度を高めていきたい。とりあえず年内はWindowsバージョンのAspire oneのみの提供となる」とした。EeePCなど他社製品との差別化については「性能はもちろんだが、IMD(In-mold Decoration)技術などで曲線美のあるデザインとなっており、まず質感やデザインで大きく差別化されている」としたうえで「他社では発売直後に品切れになるなど、供給力での問題が目立った。我が社ではそのようなことは一切起きないようにする」と、徹底した安定供給体制そのものが他社との違いであるということをアピールした。

 ここで特別ゲストとして、ブログで有名なタレントの眞鍋かをりさんがバッグを下げて登場。バッグから「Aspire one」の実機を取り出して会場にお披露目した。その後のトークショー(関連記事動画参照)では、ちょうど4年目となったブログの話題を中心としつつ「Aspire oneは、そのままSkypeとかまで使えるのがスゴイ。家のPCでも手の込んだことはやっていないので、これならそのままお店に持ち込んで使えそう。ゴハン系のブログは、家に1回帰ってしまうとテンションが下がるので、その場ですぐにアップしたい!」と、ブロガーらしい発言が飛び出した。

 ここで日本エイサーの粋な計らいとして、Aspire oneの実機1台と高級ワインが眞鍋さんにプレゼントされることが明らかに。「プチ引きこもりで、家で飲むのを楽しみにガンバっている」という眞鍋さんなので、きっと数日のうちには、Aspire oneから自宅で飲んでいる様子がアップロードされるに違いなさそうだ。

 携帯電話や携帯電話において、女性にも訴求するコスメティックなデザインが多くなっている現在、眞鍋さんを虜にしたように、Aspire oneは実機も美しく、非常にユーザの興味を引く製品となっている。いよいよ選択の幅も広がってきたネットブックに、爆発的流行の兆しありだ。
《冨岡晶》

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