【スピード速報】四国4県はそれぞれ個性的、高速域は徳島県、低速域は愛媛県 | RBB TODAY

【スピード速報】四国4県はそれぞれ個性的、高速域は徳島県、低速域は愛媛県

【スピード速報】はhttp://speed.rbbtoday.com/の1週間分の計測データをもとに各種の統計データを速報でお伝えする。このサイトはIXに計測専用サーバを置き、月間計測数は数十万を超え、統計データとしても十分な精度と信頼性を持っている。

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横軸は速度帯ごとの四国からの測定件数の割合で単位はパーセント、縦軸はダウンロード速度で単位はMbps。5Mbpsをレンジ幅とした分布グラフになっている。50Mbps以上の高速域の大半は徳島県が占めている
  • 横軸は速度帯ごとの四国からの測定件数の割合で単位はパーセント、縦軸はダウンロード速度で単位はMbps。5Mbpsをレンジ幅とした分布グラフになっている。50Mbps以上の高速域の大半は徳島県が占めている
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 今回は昨年3月の既報「香川はADSLダウン速度で全国2位、高知が光ファイバで四国最速」以来の《四国特集》をお送りする。2008年5月6日〜12日の測定データから四国4県におけるダウンロード速度を県ごとに抽出し、5Mbpsおきに集計して分布状況をグラフ化した。このグラフは、四国からの全測定データに対する速度域ごとの件数シェアをヒストグラムで表し、その内訳を県ごとのシェアで色分けしてある。

 先月の既報「栃木が東京を抜いてダウンロード速度No.1! 沖縄・九州・中国地方の低速は変わらず」における四国の色分けをごらんの通り、この週の4県の平均ダウンロードは大きくバラついており、徳島県(20.8Mbps:11位)、香川県(18.7Mbps:18位)、高知県(13.9Mbps:26位)、愛媛県(9.0Mbps:40位)という順になっている。この大きな差の原因を明らかにする。

 まず四国全体の速度帯シェアを見てみよう。図を見ての通り4県の合計では、最低速度帯である5Mbps未満のシェアが30%を超えて最も大きい。ついで大きいのは隣接する5〜10Mbpsのゾーンだが、3番目は超高速ゾーンに近い75〜80Mbpsの速度帯になっているのが特徴的だ。これに対して、中央に見える40〜50Mbpsの中速域は大きな谷に見えるほど測定数が少ない。つまりほぼ完全に2つの山に分かれているのが四国の速度分布の特殊性といえるだろう。

 次に、各速度帯の内訳を県ごとのシェアで色分けした結果を見ると、低速側の山である30Mbps未満の低速域では愛媛県のシェアが最も大きく、香川県がこれに次いでいる。これに対して、高速側の山である50Mbps以上の高速域の大半は徳島県が占めている。特に、超高速ゾーンに近い75〜80Mbpsの速度帯のほぼ全ては徳島県からの測定データであり、このことが徳島県を平均ダウンロード速度で四国トップとしているのがわかる。そして、個性的なのが高知県で、既報「香川はADSLダウン速度で全国2位、高知が光ファイバで四国最速」で述べたとおり、この期間の光ファイバでは四国最速であり、今回も四国全体の0.3%にあたる90Mbpsを超える結果は全て高知県からの測定データだった。しかし、この速度帯を除くと高知県のデータの大半は25Mbps未満であり、極端な突出であることがわかる。

 以上のように四国4県は、インターネットスピードにおいては非常に個性の異なる県どうしである。「四国まるごと」ではなく、それぞれの県の特性に合わせたサービスやインフラの向上が行われることを望みたい。
《平野正喜》

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