日立製作所は14日、液晶テレビ「Wooo」の新ラインアップとして、着脱可能なHDD「iVDR-S」に対応した「02」シリーズの42V型/37V型/32V型モデルを発表した。いずれも価格はオープンで、予想実売価格は42V型「L42-XV02」が340,000円前後、37V型「L37-XV02」は240,000円前後、32V型「L32-HV02」は170,000円前後の見込み。6月7日発売。 今回発表された02シリーズは、カセットHDDのiVDR-S(別売)に対応した「iVポケット」を搭載し、デジタル放送の番組録画に対応するモデル。チューナーは地上(×2基)/BS/110度CSデジタルチューナーおよびアナログチューナーを搭載しており、ハイビジョン番組を視聴しながら別番組の録画も行える。なお、同日発表の「Wooo UT」シリーズはiVDR-S対応に加えてHDDを内蔵しているが、02シリーズではHDD非搭載としている。 42V型/37V型モデルは、解像度1,920×1,080ピクセル対応のフルHDパネルを採用し、倍速120コマでの表示に対応。42V型モデルでは、24コマ/秒で構成される映画フィルムの映像を自然に再現する「なめらかシネマ」機能も備えている。また、3モデルとも広視野角(上下/左右178度)のIPS方式を採用。同社独自の画像処理エンジン「Picture Master Full HD」を搭載することで映像の解析/処理能力を高速・高精細化し、画質の向上を図っている。 そのほか、3製品の仕様詳細は以下のとおり。●L42-XV02・液晶パネル:フルHD IPS(倍速表示対応)・解像度:1,920×1,080ピクセル・チューナー:地上デジタル×2、BS/110度CSデジタル、地上アナログ・スピーカー:10W×2ch・インターフェース:HDMI×3(1080p対応)/D4入力×2/S映像入力×2/コンポジット入力×2/光デジタル音声出力/Ethernetなど・本体サイズ/重さ(スタンド含む):幅101.7×高さ66.1×奥行き35.8cm/24.5kg●L37-XV02・液晶パネル:フルHD IPS α(倍速表示対応)・解像度:1,920×1,080ピクセル・チューナー:地上デジタル×2、BS/110度CSデジタル、地上アナログ・スピーカー:10W×2ch・インターフェース:HDMI×3(1080p対応)/D4入力×2/S映像入力×2/コンポジット入力×2/光デジタル音声出力/Ethernetなど・本体サイズ/重さ(スタンド含む):幅90.1×高さ65.3×奥行き35.8cm/21.5kg●L32-HV02・液晶パネル:IPS α(倍速表示対応)・解像度:1,920×1,080ピクセル・チューナー:地上デジタル×2、BS/110度CSデジタル、地上アナログ・スピーカー:10W×2ch・インターフェース:HDMI×3(1080p対応)/D4入力×2/S映像入力×2/コンポジット入力×2/光デジタル音声出力/Ethernetなど・本体サイズ/重さ(スタンド含む):幅78.4×高さ58.6×奥行き30cm/15kg