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ドリコム、楽天と資本業務提携〜楽天を割当先に5,350株の新株式発行を実施

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 ドリコムは21日、楽天との資本業務提携、および楽天を割当先とする新株式の発行について発表した。

 ドリコムは「ドリコムブログ(ドリコムブログオフィス)」「ドリコムSNS」によりブログ/SNS分野を主力ビジネスとしているが、インターネット広告分野をあらたなビジネスの柱とすべく、現在は次世代行動ターゲティング広告配信「マイクロアド」、広告マーケットプレイス「スペースハンター」などの新サービスについて投資活動を強化している。とくに行動ターゲティング広告分野では楽天と共同実験を行っており、展開第一弾として、楽天グループのサービス上での事業化を目指しているという。そこで両社の融合による事業展開、並びに海外を視野にいれた発展拡大を通じて、相互の企業価値および株主価値を高めることを目的として、今回の資本業務提携に踏み切ったとのこと。

 楽天を割当先とする新株式については、5,350株の発行を実施する。発行後の発行済株式総数の20.02%となり、楽天の持分法適用関連会社となる予定だ。なお、本業務資本提携に伴い、本年6月に開催予定のドリコムの定時株主総会での承認を前提として、ドリコムは楽天より指名される1名を取締役として選任する予定だ。これにより調達される資金の額は9億415万円で、楽天との資本業務提携に係る次世代行動ターゲティング広告のサービス展開の立ち上げとして約1〜2億円、借入金の返済として約6〜7億円が充当される予定。
《冨岡晶》
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