米McAfeeは19日(現地時間)、企業向け暗号化製品の開発を手がけるオランダSafeBoot Holding B.Vの買収を完了した。 買収は現金約3億5,000万ドルで行われた。SafeBoot Holding B.Vの最高経営責任者、ゲルハルト・ワツィンガーは新たに設立されるデータ保護製品事業部門を統括し、McAfeeの最高責任者、デイブ・デウォルトの直接の指揮下に入ることとなる。 SafeBootのポリシー駆動の暗号化テクノロジは、McAfeeの「Data Loss Prevention」、および「ePolicy Orchestrator(ePO)」マネジメント機能と統合され、個人ファイルとフォルダに加え、ラップトップ、スマートフォン、USBドライブ、PDAといった広範囲なローカルデバイスを暗号化可能となる。また、SafeBootの携帯電話関連技術により、新たなデバイス保護とデータセキュリティの包括的統合スイートが提供できるとしている。