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サイネックスとヤフーが提携、電話帳やクーポンなどの地域情報商材でシナジー戦略を展開

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 サイネックスとヤフーは16日、資本・業務提携を行うことで合意したと発表した。

 サイネックスは、50音別電話帳「テレパル50」などを中心に、電話帳とインターネットのメディアミックスをコア戦略とする企業で、全国33都府県1600地区において56営業拠点を展開、電話帳広告利用者50万社等と取引がある。2004年8月よりヤフーの販売代理店として地域情報商材の取次を行ってきたが、今回の提携により、あらたにヤフーの商材を専門に扱う営業組織を設立するとともに、地方の営業拠点を活用し、新規顧客・既存顧客に対して、さらに積極的に「Yahoo!電話帳」「Yahoo!クーポン」「Yahoo!ヘルスケア」等のヤフーの地域情報商材の提案・販売を行う。あらたな商品の企画・開発も計画中とのこと。

 資本提携については、ヤフーがサイネックスの保有する自己株式の一部(358,000株)およびサイネックス株主である有限会社サンヨーの所有する株式の一部(290,000株)を取得することにより、関係強化を図る。ヤフーの所有株式数は648,000株で所有割合は10.01%となる。12月3日が自己株式割当および株式譲渡の予定日となる。
《冨岡晶》
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