プラネックスとケーブルテレビジョン島原が提携〜島原市内に広域無線ネットワークを構築 | RBB TODAY
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プラネックスとケーブルテレビジョン島原が提携〜島原市内に広域無線ネットワークを構築

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 プラネックスコミュニケーションズは2日に、ケーブルテレビジョン島原と提携し、島原市内全域(最大長30km)を複数の無線LANにより中継接続することにより、市内広域をカバーできる無線ネットワークシステムを共同で構築したことを発表した。

 ライブ映像の中継により防災用および地域の活性化を図ると共に行政分野での通信のバックアップシステムとして市民の安全と利便性を確保することを目的としたもので、島原市全域をカバーしている光・同軸ケーブルネットワークの補完ネットワークとして、メッシュ形の無線LANが敷設された。無線装置間を距離1〜2km単位に多段中継伝送させた広域なメッシュネットワークとなっており、基幹ルート24地点を中継接続する幹線系ネットワークと各ノードから張り出して接続される支線系ネットワークを無線LAN装置120台で構成、安価な建設コストでスループット10Mbps以上の無線TCP通信を実現した。

 これにより、従来のインフラでは実現が難しかった「防災用監視映像集配信サービス」や、市内の各小学校児童の登下校をICタグリーダおよび監視カメラなどでチェックする「児童見守りシステム」といった、市民の利便性を向上させるサービスの提供が可能になったとしている。

 今回導入されたプラネックス製品は、ワイヤレスビーム Dual無線LAN VPNルータ、IEEE802.11a/b/g ワイヤレスビーム 無線LANルータ、ヘリカルアンテナ《円偏波》など。
《冨岡晶》
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