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三洋、世界最小の照度センサーを開発——小型化が進むモバイル機器に対応

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縦横1mmほどの小型パッケージ
  • 縦横1mmほどの小型パッケージ
 三洋半導体は、世界最小を実現した照度センサー「LA0150CS」シリーズ、「LV0101CS」シリーズの開発を発表。出力タイプなどの違いで全5モデルが用意されている。7月から順次サンプル出荷する。

 照度センサーは、携帯電話やモバイル機器に搭載するディスプレイ用のモジュール。周囲の明るさを検出し、明るさに応じてディスプレイの輝度を調節する機能を備える。これにより、機器の省電力化と視認性の向上を実現している。

 今回発表された製品は、同社がCCDカメラモジュールで培ったパッケージ技術を応用し、裏面配線や面接触コンタクトなどの構造を採用。世界最小のサイズを実現した。薄型・小型化が進むモバイル機器への搭載が可能になる。また、IRカットフィルターとカラーフィルターの使用により、人間の視感度に近い分光感度特性を備える。白熱灯や蛍光灯などの光源の種類による感度差が少ないのが特徴だという。

 LA0150CSシリーズは、携帯電話/DSC/DVC/PC用。LV0101CSシリーズは、ワンセグ付き携帯電話/PC/液晶テレビ用。出力タイプは、対数電流/リニア電流/16ビット ADC デジタルと、3タイプを揃えている。
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