【ケーブルテレビショー 2007 Vol.3】J:COM、クロスメディア型の広告事業戦略に関する説明会を開催 | RBB TODAY

【ケーブルテレビショー 2007 Vol.3】J:COM、クロスメディア型の広告事業戦略に関する説明会を開催

ブロードバンド その他

代表取締役副社長 最高執行責任者 福田峰夫氏
  • 代表取締役副社長 最高執行責任者 福田峰夫氏
  • メディア事業部長 小早川浩氏
  • レスポンス型クロスメディアとは、複数のメディアを組み合わせることでターゲットとなる顧客の商品認知、興味喚起、検討、購買につなげていくものとのこと
  • ジュピターテレコムがJ:COMブランドで展開しているメディアの一覧
  • メディア事業部インタラクティブメディアグループ マネージャ 掛水保典氏
  • 資料請求型広告の例。J:COMチャンネルやJ:COMマガジンで車に興味を持ったユーザーがビデオオンデマンド番組を視聴し、資料を取り寄せるまでの流れが紹介された
  • 顧客誘導型広告の例。例では番組終了後に表示されるQRコードがクーポンとなり、割引料金で映画の視聴ができる様子が紹介された
  • 角川ジェイコムメディアはクーポン・フリーマガジン「J:COM Walker 相模原・大和」「J:COM Walker さいたま」を8月25日に創刊し無償配布を行う
 J:COMブランドのケーブルテレビ事業や、インターネットプロバイダ事業を展開するジュピターテレコムは、同社がもつメディア事業を連動させた、新たな広告メディア事業への参入に関する説明会を開催した。

 説明会には代表取締役副社長 最高執行責任者 福田峰夫氏が登壇し「ジュピターテレコムのこれまで、放送、通信、サービスの提供によって、加入者からの利用料収入が大きな軸となっているが、中長期的に収入軸も多軸化が不可欠であると考え、広告メディア事業を次世代の大きな収益の柱となるととらえている」と、広告メディア事業を展開する背景について語った。

 そして同社のメディアインフラと顧客を活用した広告事業の形態「レスポンス型クロスメディア」について、メディア事業部長の小早川浩氏が説明を行った。小早川氏によると、レスポンス型クロスメディアは、単にテレビ、雑誌、Webなど複数のメディアに情報を露出する「メディアミックス」とは異なり、複数のメディアを組み合わせることでターゲットとなる顧客の商品認知、興味喚起、検討、購買につなげていくものであると語った。

 次にメディア事業部インタラクティブメディアグループ マネージャ 掛水保典氏により、レスポンス型クロスメディアの例が紹介された。紹介されたのは、番組ガイドの「J:COMマガジン」に掲載されている車の広告を読んだ読者が、広告に記載されている番組を視聴することで車の内装や、実際に走行している映像を視聴し、番組終了後に表示される資料請求画面をクリックすると、車メーカーから資料が送付されるというもの。

 もう1つの例として紹介されたのは、ビデオオンデマンドで映画の予告CMを視聴すると、CM終了後画面にQRコードが表示。これを、携帯電話で読み取ることでクーポンが入手でき、映画館でクーポンを利用することで割引料金で映画を楽しめるというものだ。

 収入構造の説明では、広告掲載による収入のほか、ビデオオンデマンドの番組制作での収入が見込まれるとのこと。そして、ジュピターテレコムが目指すレスポンス型クロスメディアの早期実現のため、すでに同様のビジネスモデルで先行していたリクルートビジュアルコミュニケーションの経営権を先日取得した事が紹介された。

 また、紙媒体の広告については、J:COM会員に毎月郵送される「J:COMマガジン」のほか、角川書店とジュピターテレコムの出資子会社 角川ジェイコムメディアが8月25日に創刊し無償配布するクーポン・フリーマガジン「J:COM Walker 相模原・大和」「J:COM Walker さいたま」において、地域密着型の広告が掲載される事が紹介された。
《青木聡史》

関連ニュース

特集

page top