ウィルコムと日本無線は13日に、日本無線製PHS電話機「AH-J3003S」および「WX220J」の電池パックの一部において、不具合があることを公表した。 製造工程上の問題により、電話機本体に非常に強い衝撃を与えた場合に絶縁不良となり、電池パックが発熱し電池ケースが膨張する不良品が、0.1％以下の確率ながら存在する。現状で発生を確認しているのは5台とのこと。利用者には、ダイレクトメールにて通知のうえ、電池パックの供給体制が整い次第、後日良品電池パックを配送するとのこと。 なお、本事象は通常利用している限りは発生しないとのこと。また安全装置が組み込まれているので発火や破裂にいたる可能性はない。すでに異常が認められる場合には、利用を中止し「特設対応窓口」まで連絡してほしいとのこと。 対象の電池パックは、「AH-J3003S」対応電池パック「NBB-9310」の一部（「0610」「0611」「0612」「0701」「0702」「0703」「0704」「0705」「0706」と記載されているもの）、「WX220J」対応電池パック「NBB-9320」のすべての製品の、あわせて約134,000台。外見上は良品・不良品の判別はできないので可能性のある対象電池パック全数を良品に交換する。また本電池パックの取替を優先し、本日より「AH-J3003S」「WX220J」、および対応電池パックの販売は一時停止となる。 ウィルコムサービスセンター「特設対応窓口」は電話0120-686-156（受付時間9時〜19時、土日祝日も対応）。
Apple、iOS 11.2の配信をスタート……再起動繰り返す不具合も修正
