米アップル、新しいMac OS X Server Leopardは250以上の新機能を搭載 | RBB TODAY
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米アップル、新しいMac OS X Server Leopardは250以上の新機能を搭載

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Leopard Server
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 米アップルは11日(現地時間)、米国サンフランシスコで開催されているWWDC(Worldwide Developers Conference)において、「Mac OS X Server」の最新版であるバージョン10.5「Leopard」の機能を発表した。新機能としてiCal ServerやWiki Server、Spotlight Serverといったサーバ機能が追加される。オンラインショップであるApple Storeや、アップル直営店などにて発売。価格は499ドル(10クライアントエディション)または999ドル(無制限クライアントエディション)で、10月出荷予定。

 Mac OS X Server v10.5 Leopardは、アップルのUNIXサーバオペレーティングシステムの6番目となるメジャーリリース。コアサービスであるApache 2/MySQL 5/Postfix/Cyrus/Podcast Producer/QuickTime Streaming Serverは64ビットアプリケーションで、Leopard Serverは32ビットと完全互換であるため、32ビットと64ビットのアプリケーションを同時に動作させることができる。

 カレンダープラットフォームには、オープンスタンダードであるCalDAVをベースにした新しいiCal Serverを採用し、LeopardのiCal 3、MozillaのSunbirdそしてOSAFのChandlerといった主要なカレンダープログラムとの連携を可能とした。また、アップルのディレクトリサービスを使用することで、組織内の人を検索したり、コンタクト情報/ピクチャ/同僚/グループ/ロケーションマップなどを見ることもできる。

 新たに追加される機能の一つであるWiki Serverは、wikiと呼ばれる共同編纂webページの作成・編集が可能で、作成した情報をチームで共有することができる。また、完全な履歴を保持するため、過去のエントリーを復元したり、異なる版を統合または比較したりすることもできる。

 Podcast ProducerはPodcastの作成を自動化する機能。取り込みから公開まですべてのプロセスが自動化されるので、手軽にPodcastのエンコード・制作を行える。また、Xgridを併用することで、ネットワーク上のMacを利用して映像のエンコードが可能。出来上がったPodcastは、インターネットでブログやiTunesにアップロードしたり、QuickTime Streaming Serverを使ってマルチメディアに対応した携帯電話に配信することもできる。

 Spotlight ServerはローカルコンピュータでのSpotlight検索と同じように、ネットワークのサーバのコンテンツを探し出す機能。コンテンツのインデキシングはサーバ上で自動的かつ透過的に行なわれるため、検索は常に高速で、最新の情報が表示されるという。

 そのほか、Server Admin 4やiChat Server 2など、250以上の新機能を搭載する。
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