Sun StorageTek 2500シリーズは、冗長化されたコンポーネント、ホットスワップ可能なHDD、スナップショットを利用したバックアップなど、ミッドレンジストレージと同等の可用性を備えつつ、低コストを実現したエントリーレベルのストレージ製品。2Uのトレイあたり最大12のSAS HDDを搭載でき、容量はトレイあたり最大3,600Gバイト、アレイとしては最大10.8Tバイトまで搭載できるスペース効率の高さが特徴となっている。
また、エントリーレベルながら、ミッドレンジレベル製品「同6000シリーズ」と同じアーキテクチャで統一されているのに加え、同シリーズでも採用されている管理ソフトウエア「Sun StorageTek Common Storage Manager」(CAM)を無償で同梱。これにより、管理の操作性が完全に統一されるため、ユーザのTCOを削減するのに非常に有効だとしている。
《村上幸治》