「Apple TV」のプロトコルを“分解”してみた | RBB TODAY

「Apple TV」のプロトコルを“分解”してみた

IT・デジタル テレビ

 Apple TVを分解し、ハードウェアの解説をしている記事をいくつか見かけたが、RBB TODAYはちょっと違う路線で攻めてみる。Apple TVとiTunesがどのようにして音楽や映像をやり取りしているのか、通信の内容を解明し、Apple TVの仕組みに迫る。
  •  Apple TVを分解し、ハードウェアの解説をしている記事をいくつか見かけたが、RBB TODAYはちょっと違う路線で攻めてみる。Apple TVとiTunesがどのようにして音楽や映像をやり取りしているのか、通信の内容を解明し、Apple TVの仕組みに迫る。
  •  Apple TVを分解し、ハードウェアの解説をしている記事をいくつか見かけたが、RBB TODAYはちょっと違う路線で攻めてみる。Apple TVとiTunesがどのようにして音楽や映像をやり取りしているのか、通信の内容を解明し、Apple TVの仕組みに迫る。
  •  Apple TVを分解し、ハードウェアの解説をしている記事をいくつか見かけたが、RBB TODAYはちょっと違う路線で攻めてみる。Apple TVとiTunesがどのようにして音楽や映像をやり取りしているのか、通信の内容を解明し、Apple TVの仕組みに迫る。
  •  Apple TVを分解し、ハードウェアの解説をしている記事をいくつか見かけたが、RBB TODAYはちょっと違う路線で攻めてみる。Apple TVとiTunesがどのようにして音楽や映像をやり取りしているのか、通信の内容を解明し、Apple TVの仕組みに迫る。
  •  Apple TVを分解し、ハードウェアの解説をしている記事をいくつか見かけたが、RBB TODAYはちょっと違う路線で攻めてみる。Apple TVとiTunesがどのようにして音楽や映像をやり取りしているのか、通信の内容を解明し、Apple TVの仕組みに迫る。
 Apple TVを分解し、ハードウェアの解説をしている記事をいくつか見かけたが、RBB TODAYはちょっと違う路線で攻めてみる。以前掲載した、Apple TVのレビューの続きとして、今回は、Apple TVとiTunesがどのようにして音楽や映像をやり取りしているのか、通信の内容を解明し、Apple TVの仕組みに迫る。

●Apple TVは、マルチキャスト技術を使ってiTunesを探す
 Apple TVは同じネットワークにiTunesをインストールしたPCが繋がっていることをどのように検知して、iTunesに保存されている音楽や映像コンテンツをストリーミング配信しているのだろうか。

その手順はこうだ。

1.Apple TVがマルチキャストグループアドレス宛(224.0.0.251)にmDNS(Multicast Domain Name Service)というDNSベースのプロトコルでパケットを送信し、LAN内にiTunesがいないか検索する。

2.iTunesがIGMP(インターネット・グループ管理プロトコル)を使ってマルチキャストグループに参加し、自分のIPアドレスを通知する。

3.Apple TVとiTunesが3ウェイ・ハンドシェークを行い、TCPコネクションを確立する。

4.Apple TVは、DAAP(Digital Audio Access Protocol)というアップル独自のプロトコルを使ってiTunesと通信をする。iTunesにあるコンテンツ情報を問い合わせる。

5.iTunesは、Apple TVにコンテンツ情報を返答する。

6.Apple TVで視聴したいコンテンツを選択すると、iTunesに視聴要求が送信される。iTunesがDAAPサーバとなり、Apple TVにコンテンツをストリーミング配信する。ストリーミング配信は、コネクションレス型のUDPではなく、コネクション型のTCPを使う。早送り、巻き戻し、一時停止、停止は、DAAPを使って制御する。

7.iTunesにあるコンテンツをAppleTVにコピーしてiTunesとAppleTVを同期させる場合も、このDAAPが使われている。

 ちなみに、タイトルの右側に矢印「———>」が付いているコンテンツ(劇場映画の予告編など)は、iTunesからではなく、インターネット上にあるサーバからストリーミング配信している。

 このような、PCにあるコンテンツを、専用チューナを介してテレビで見るというものは、何年も前から存在する。「ネットワークメディアプレーヤー」と呼ばれるもので、バーテックスリンクの「メディアウィズ」 や、ソニーの「ルームリンク」 、アイ・オー・データのAVシリーズ、シャープの「CE-MR01」など多数ある。これらは、「DLNA」や「ViiV」といった標準規格に準拠している製品がほとんどであるが、Apple TVは、どの標準規格にも準拠していない。

●有線を配線できない場所でも、無線LANが使える
 “リビングにイーサネットケーブルを配線するのは、見た目が悪いので避けたい!”と思う人は多いだろう。そんな場合は、無線LANを使うといいだろう。Apple TVのイーサネットケーブルを引っこ抜けば、無線が有効になる。すぐに無線ネットワークの検出が行われるので、WEPキーを設定すれば、利用可能だ。Apple TVの無線通信方式は、IEEE 802.11nが採用されているが、IEEE 802.11gとも互換性がある。IEEE 802.11g環境で先のハイビジョン品質のコンテンツを視聴したところ、有線と同様に止まることなくスムーズに視聴できた。ただし、無線の受信状態が悪い環境では快適に視聴できないので、ストリーミングではなくApple TVにコンテンツを保存したほうがよい。

 Apple TVが3月下旬に発売されて、2週間以上経つが、エンドユーザは実際にどのように利用しているのか興味深い。iTunesには、TV録画機能がないので、HDDレコーダのように利用するには、テレビチューナと録画ユニットを使ってMPEGで録画してiTunesで変換する作業が発生してしまう。これではお手軽さに欠ける。それとも、今まで収集したコンテンツをTVで見るように使われているのだろうか。筆者としては、iTunesのApple TV向けコンテンツのさらなる充実に期待したいところだ。
《工藤めぐみ(たべらぶ)》

特集

page top